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管理栄養士とは?栄養士との違い、必要な資格、仕事内容、管理栄養士にしかできないことについて解説!

管理栄養士とは?栄養士との違い、必要な資格、仕事内容、管理栄養士にしかできないことについて解説!

3. 管理栄養士の仕事内容

管理栄養士が担う仕事内容は、主に次の通りです。

栄養指導

健康な人に対する栄養指導以外に、専門的な知識や技術が必要な栄養指導も担当します。例えば病院に入院している傷病者に対して療養のために必要な栄養指導をしたり、特定保健指導で生活習慣病のリスクがある人に対して食生活を改善するための栄養指導をしたりします。

給食管理

給食の献立作りや食材の発注、調理スタッフへの指導などをおこないます。一般的な給食管理以外に、特別な配慮を必要とする人向けの給食管理も担当します。

例えば保育所や乳児院などでは、調乳、離乳食、アレルギー食、摂食・嚥下機能*に応じた刻み食など、子どもの状態に合わせて献立・調理法を考えます。

*食べ物を認識する、口に取り込む、咀嚼する、咽頭・食道を経て胃へ送り込む一連の機能のこと

同様に病院給食でも、一人ひとりの病態に応じて食事を管理します。嚥下機能が低下している人でも飲み込みやすい嚥下食、固形物が飲み込めない人のための流動食、カロリーや塩分などの制限がある人向けの特別治療食など、さまざまな食事を管理します。

食育

食育とは「子どもたちが食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身に付けること」(参考:文部科学省)です。学校給食は法律で、食育の中心となる教育活動として位置付けられています。管理栄養士は栄養教諭*として、子どもたちに食に関する知識を伝えます。

*栄養教諭になるには 、栄養士/管理栄養士免許のほか、栄養教諭普通免許状が必要

食育は学校に限らず、幼稚園や保育所などでもおこなわれます。子どもたちに“食の大切さ・楽しさ”を伝えられるよう、簡単な調理や野菜の収穫体験などを企画・実施します。

4. 管理栄養士の勤務先

2021年度の管理栄養士養成施設卒業生の就職先を見ると、病院33.6%と最も高く、次いで企業給食会社等、介護保険施設と続きます。

栄養士の就職先と比べると、児童福祉施設や学校といった献立作成・調理がメインとなる職場の割合は少なくなっています。反対に患者さんの栄養管理が必要な病院、特定保健指導をおこなう保健事業など、専門的な業務が求められる職場の割合が高くなっています

なお、管理栄養士養成施設であっても、栄養士資格のみ取得して卒業する場合もあります。

【管理栄養士】の就職先
参考:(一社)全国栄養士養成施設協会「卒業生の就職率と就職先」より作成

病院

患者さんの栄養管理・指導をおこないます。病気の状態や症状は一人ひとり異なるため、医師の指導のもと必要な栄養量を計算して献立に反映します。

病院によっては医師・看護師・薬剤師・管理栄養士などの多職種から成る栄養サポートチーム(NST)を組んで、患者さんの治療に当たる体制が導入されています。NSTでは管理栄養士が中心となって、患者さんの栄養状態を改善し治療効果やQOLを高めます。

・保育所・幼稚園・学校

給食管理や食事指導をおこない、子どもの健康維持や成長をサポートします。子どもたちに食の大切さを伝える食育をおこなうことも大切な役割です。食材の収穫・観察・調理といった体験を通して、食に対する関心と知識を深めます。

介護施設

利用者さんの栄養管理をおこない、一人ひとりの状態や要介護度に合わせた食事を提供します。多くの介護施設では季節・行事に沿った食事が取り入れられており、栄養面だけでなく利用者さんに楽しんで食べてもらえるよう工夫することも求められます。

行政

保健所や保健センター、地方自治体などに勤務し、地域住民の健康づくりをサポートします。代表的な業務として、特定保健指導乳幼児検診時の個別栄養相談などが挙げられます。

また災害時には被災地に派遣され、アレルギー対応食品や高齢者向けの食品、病気を患っている人向けの食品の提供、食に関して配慮が必要な人への個別栄養相談などをおこないます。

薬局・ドラッグストア

2016年に「健康サポート薬局制度」がスタートし、薬局は地域住民の健康をサポートする身近な存在となりました。それに伴い、管理栄養士は食事や栄養の面から地域住民をサポートしています。

健康相談、個別指導に対応することをはじめ、店内に設置してある血圧計や体組成計を使った測定のサポートや、測定結果から食事・栄養面のアドバイスをおこないます。そのほか、接客・レジ・品出しといった店舗業務も担当します。

企業

医療・福祉・食品関係の株式会社で給食メニューの企画や調理スタッフへの指導をしたり、一般企業の保健事業部に所属して社員の健康を管理します。

そのほか、歯科診療所で歯科助手業務や口腔疾患に関する栄養指導をする働き方もあります。

また、以前インタビューしたIさんはスポーツチーム専属の栄養士(公認スポーツ栄養士)として、選手たちの栄養面をサポートしています。

公認スポーツ栄養士資格を活かしてサッカーチームをサポート

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