「今も総理として『信頼』を得られていないのであれば...」 高市首相がXで「疑惑」に言及&反論

高市早苗首相が2026年8月21日にXを更新し、自身の陣営が自民党総裁選などで誹謗中傷動画に関与した疑惑や、自身の名前を冠した暗号資産「サナエトークン」に関与した疑惑について、自ら言及したうえで、改めて否定した。

高市早苗首相(2026年2月撮影)

「やっていない事を証明しろ」と求められ...約1200字の長文で否定

高市首相は21日、尊敬する政治家として公言してきたマーガレット・サッチャー元英国首相の「好かれることを目的にしたら、取るべき決断が取れなくなる」との言葉を文章の冒頭で引用。そのうえで、総裁選や衆院選のときに掲げた公約の実現に向け、一定の批判を覚悟しつつも、全力を尽くしている最中だと説明した。

一方、中国古代の思想家・孔子の教えなどをまとめた「論語」からは「民、信無くんば立たず」との言葉も引き、国民の信頼がなければ、国や政治は成り立たないとも指摘。

続けて、高市首相は「先の国会では、事実を確認できない内容の週刊誌記事が国会審議で取り上げられ、報道や国会審議を通じて様々な指摘がなされました」と言及した。

そして、「やっていない事を証明しろ」と求められ、「私として把握できる事実」を誠実に答えてきた、との認識を示した。

しかし、「今も総理として『信頼』を得られていないのであれば、今後、力強く政策を推進する上で支障になる可能性があると案じました」とし、自ら一連の疑惑に言及した。

まず、「中傷動画等をめぐる疑惑」に対する自身の国会答弁をXでも紹介。

これまで他候補を中傷・批判せず、自身の政策を訴えてきたと強調し、「これは、私の政治家としての『矜持』であり、『誇り』でもある」と説明した。事務所や陣営もこの信条に従って活動しており、中傷動画などに関する行為を第三者に依頼して行うのは、「あり得ないことである」とした。そして、中傷動画についても「実際に見たことはなく、本当に作成されたのかも存じ上げない」としている。

次に、「サナエトークンを巡る疑惑」に対する自身の国会答弁も紹介。

26年3月2日まで、高市首相は「サナエトークン」という言葉を聞いたこともなく、自身も事務所も発行・取引されることを承認したこともない、と説明。官邸の秘書官から報告を受けた同月2日、「私に関係があるものだと誤認される方が出てはいけない」と考え、注意喚起をXに投稿したとしている。

内閣支持率の低下の原因は「分かりません」

高市内閣の支持率を巡っては、複数メディアの世論調査で下落傾向にある。26年7月中旬から下旬にかけ、毎日新聞やANN、読売新聞などの世論調査で下落したと報じられている。

読売新聞が7月26日に報じた世論調査の結果によると、支持率の下落は、皇室典範の改正などに対する高市首相の説明不足や、長引く物価高への政府の対応などが要因とみられるとしている。

高市早苗首相は27日の衆院予算委の集中審議で、内閣支持率の低下の原因について「分かりません」と答えていた。

配信元: J-CASTニュース

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