◆妻の風当たりもきつくなり……

「解雇されたばかりの頃は妻も私を慰めてくれましたが、無職期間が長引くにつれ、風当たりがきつくなってきました。最近は、夕方妻がパートから帰ってきたら、そっと家を抜け出しています。20時以降はファミレスも開いていないので、ふらふらと住宅街を徘徊するしかないですね」
半年に及ぶ無職期間に焦りが募る。
◆両親にはまだ解雇されたことを言えず……
「両親にはまだ解雇されたことを言えずにいます……」再就職活動中の小林さんに、コロナの風はまだ冷たく吹き続ける。

<取材・文/週刊SPA!編集部>

