2025年8月からスタートした「東京モーニングエコクルーズ」では、モダンラグジュアリーホテル「メズム東京、オートグラフ コレクション」が絶品朝ごはんを提供。海の上で優雅なひとときを味わえる、なんとも贅沢な朝活です。
まだ世間にあまり知られていない今がチャンス！ ということで、新感覚の朝活を体験してきました。運行ルートや朝食メニューなどを詳しくご紹介します。
少し早起きしてやってきたのは、ホテル「メズム東京」の目と鼻の先にある竹芝桟橋。入り口を進んで海沿いに近づくと、ブルーと白を基調とした爽やかなカラーリングのボートが出迎えてくれました。電動のEVボートは小型ながら、8名（操縦士除く）が乗船できるとのこと。家族や友人など数人のグループで貸し切れるのがうれしいポイントですね！
※EVボート自体の最大乗客人数は12名
船内のテーブルに用意されていたのは、「メズム東京」のキュリナリーマイスター、隈元香己が手掛ける朝食セット。ミネラルウォーター、フルーツジュース、ポットには猿田彦珈琲のホットコーヒーと野菜たっぷりのミネストローネスープが入っているなど、ドリンク類のラインナップも豊富です。
さっそくモーニングバスケットを開けてみると……
じゃーん！
パンやゆで卵、サラダがギュッと詰まっていてビジュアル満点。朝が得意ではない編集Nですが、この破壊力にくぎづけに♡ 完全に目が覚め、おなかからグーッと音が聞こえてきました（笑）。
サンドイッチは、知る人ぞ知る名店「シニフィアン シニフィエ」のパンを使用。小麦粉の味を感じられるよう、食材はハムとレタスのみ。このシンプルさが◎。後からほんのり感じるマスタードの刺激がちょうどいいアクセントになっています。
口あたりの軽やかなクロワッサン生地とチョコレートチップが絶妙なハーモニーを奏でるパン・オ・ショコラと、もっちりとした食感のフランスパンも、パン好きにはたまりません！
ほかには、ビネガーやオイルで味付けした爽やかな風味が特長のシーフードエスカベッシュ、ヘルシー志向の人もうれしいキヌアサラダ、ホテルオリジナルのいちごジャムなど、絶品メニューが盛りだくさん。
なかでも一番の目玉は、平飼い卵のゆで卵とずわいがにのビスクソース。ホテル「メズム東京」のモーニングで人気を博すずわいがにのオムレツを、船上でも楽しめるようにアレンジして提供しているのだとか。
かにのうまみが凝縮されたソースをのせれば、とたんにリッチな味わいに。ひと口食べたら最後、無意識のうちに食べ終わっていました。
開園前の浜離宮庭園を見ることができるのも、モーニングクルーズならでは。
朝の澄んだ空気とともに浜離宮庭園の自然を感じることができる、貴重な体験に心が弾みます。
少し進むと、東京タワーもお目見え。
船のスピードがゆっくりなので、焦らずシャッターを切ることができますよ。水面に映る東京タワーもなかなか趣があります。
水門を抜けると、目の前にはレインボーブリッジやお台場が！ 勢いよく跳ねる魚を発見し、自然と冒険気分が高まりました。
こうして約45分のモーニングクルーズが終了。シェフが手がける絶品の朝食を東京の名所を眺めながらいただく、最高に贅沢な時間でした。
朝の静けさに包まれた東京湾で、有名シェフが手がけた朝食を楽しむ至福のひととき。45分のモーニングクルーズは慌ただしい日常を忘れさせてくれる贅沢な体験でした。家族や気心の知れた友人とともに、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
【ツアー概要】
「東京モーニングエコクルーズ」
運航日：金・土・日
運行時間：1便（6:15～7:00）/ 2便（7:15～8:00） / 3便 （8:15～9:00）
乗船場所：ウォーターズ竹芝船着場
所要時間：45分
料金：船のチャーター料¥33,000＋朝食¥5,000／人
公式サイト：https://cruisetrip.tokyo/tokyo-breakfast-eco-cruise/
2025年8月、船のチャーターやクルーズを手掛ける「東京キャナルネットワーク」とウォーターズ竹芝を中心に、文化・芸術を核とした水辺のまちづくりを推進するタウンマネジメント組織「一般社団法人竹芝タウンデザイン」共催のもとモーニングクルーズがスタート。モダンラグジュアリーホテル「メズム東京、オートグラフ コレクション」が手掛ける朝ごはんと優雅なクルージングを楽しめます。
