2023年6月15日、乃木坂46の公式ライバルグループとして結成した「僕が見たかった青空」(通称:僕青)。

この連載「あの日夢見た雲組」は、8月6日リリースの6枚目シングル「視線のラブレター」で構成された雲組単独公演のライブとともに、雲組で切磋琢磨するメンバーに注目していく。
◆公演前、楽屋で涙する長谷川稀未
いよいよ6枚目シングルの雲組としての活動期間も終わりが近づいている。現体制の雲組の集大成となるライブ「超雲組公演 HYPER(以下:超雲)」が、9月27日に恵比寿LIQUIDROOMで開催。その数日前には、12月17日にリリースされる7枚目シングルとともに新たな青空組11名がメンバーに発表された。雲組からは塩釜那菜と、初の青空組に参加とになる長谷川稀未の名前が呼ばれた。12人での最後の雲組単独公演。長谷川はその景色を目に焼き付けようとしていた。
だが、当日。リハーサルを終えて彼女を探して楽屋を尋ねると、部屋の片隅で泣いていた。そのときの心境を聞くと、「自分に自信がなくなってしまった……」と振り返る。

だから手紙は自宅に置いてきたんですけど、菜那ちゃんも全員に手紙を書いていて、ひとりひとりの目を見ながら渡していました。それを見たとき、選抜発表後は『前を向いて頑張ろう!』と気持ちを切り替えたはずなのに、私には覚悟が足りなかったな……と思ってしまい、自分の弱さが情けなくて涙が溢れてしまいました」
◆何度もお願いして実現したソロパフォーマンス

「5枚目シングル期間の雲組単独公演からソロパフォーマンスがセットリストに組み込まれるようになって、『私もいつか挑戦したい!』という気持ちがあったんです。手を挙げるなら、今回の超雲が最後だと思って、自分の歌唱動画をスタッフさんに送って何度もお願いして実現しました。1部(昼公演)の序盤だったので、公演の雰囲気をグッと上げられるパワフルな曲をファンの皆さんにも雲組メンバーにも届けたいと思ったんです」

