いつまでも輝く女性に ranune
僕青・長谷川稀未、雲組から青空組へ。涙と覚悟の舞台裏「自分の弱さが情けなかった」

僕青・長谷川稀未、雲組から青空組へ。涙と覚悟の舞台裏「自分の弱さが情けなかった」

◆「就活するなら“ガクチカ”も考えないと」

 アイドルに興味を持ったのは高校1年生。初めて買ってもらったスマホでK-POPアイドルのミュージックや番組に夢中になった。いつしか自分もそうなりたいと思って、大学1年生のときにひとりで韓国に渡り、現地の事務所が開催するオーディションを受けて合格。練習生としてデビューを目指していたが、コロナ禍の影響でプロジェクトが中止になってしまい帰国を余儀なくされた。

僕が見たかった青空 僕青 雲組 長谷川稀未
「アイドルの夢は諦めて、『就活するなら“ガクチカ”も考えないといけないか』と思っていたんです。そんなときに両親が僕青のオーディションを勧めてくれて、ラストチャンスのつもりで受けました。受かったときは母のほうが、『本当にやるの?』と驚いていましたけど(笑)」

 アイドルはステージに立って、ずっと輝いている存在。そんな姿に憧れたからこそ、弱い部分を人に見せられなかった。加えて、「僕青の年長メンバーとして頼られる存在でいたい」という意識がストイックな彼女を余計に苦しめることも多かった。7枚目シングルで青空組として名前を呼ばれた瞬間も、喜びより不安で体が震えていた。

僕が見たかった青空 僕青 雲組 長谷川稀未
「雲組メンバーは毎日のように一緒にいたので、私の表情が少し変化するだけでも気づくんですよね。選抜発表のときも私の心境を察して、背中を押すような言葉でたくさん励ましてもらいました。2年半ずっと雲組で苦楽をともにしてきたメンバーも多かったので、仲間の存在に支えられてきたんだなとあらためて思いましたね」

◆青空組で抱く使命感「爪痕を残さないといけない」

 青空組としての活動が徐々にスタート、環境が大きく変わったことで、新たな課題にもぶつかっている。それでも、「気合いと努力だけは誰にも負けたくない」と力を込めた。

僕が見たかった青空 僕青 雲組 長谷川稀未
「私、学校の新学期が苦手で、内向的な性格だから新しい環境に馴染むまでに時間がかかってしまうんです。ただ、努力というのは結果が出てこそだと思っているので、このシングル期間で何かしら爪痕を残さないといけない使命感は強いです。そのために雲組でやれることはやってきたという自負はあるので、もっといけるぞ!という気持ちでギアを上げて、初めての青空組の活動を必ず意味のあるものにしたいです」

 最後に雲組メンバーにあてた手紙は渡したのか?と尋ねると、首を横に振った。「文字にしなくてもお互いの気持ちはちゃんと伝わっていますし、今さら渡すのも野暮じゃないですか。手紙は私の心の中だけに留めておきます」と言って、レッスンに向かっていった。

 雲組で輝きを増した彼女の才能が、青空組で開花する日はまもなくだ。

<取材・文/吉岡 俊 撮影/山田耕司(扶桑社)>

―[あの日夢見た雲組]―

配信元: 日刊SPA!

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