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レースクイーンが失業、42歳で初の就職活動に挑戦。50社落選の逆境を乗り越えてたどり着いた“自分の場所”とは

レースクイーンが失業、42歳で初の就職活動に挑戦。50社落選の逆境を乗り越えてたどり着いた“自分の場所”とは

◆コロナで仕事が全てキャンセル。華やかな世界から一転、収入ゼロへ

国内最大のモーターショー「東京モーターショー(現 ジャパンモビリティショー)」にも上京してから6年連続で案件に参加し、コンパニオンをまとめるリーダーとして活躍していたそうだ。仕事は順調に進んでいたが、2020年に突然起こったコロナ禍で状況が一変。

仕事がすべてキャンセルとなり、収入がゼロになってしまったという。

「ほとんどの場合キャンセル料も支払われない状態だったので、これは本当に大変だと思いました。急いで一般の派遣会社に登録しましたが、コロナの影響で派遣の仕事自体もほとんどなく、たまに単発で企業の受付業務や日雇いの引っ越し作業などを行っていました。

貯金に関しては、大阪にいた頃から10年以上株式トレードを続けていて、コロナ関連株の値上がりで240万円の利益が出たことから助かった部分もありました。でも、働かないままでいることが落ち着かず、東京の家賃も高いため、最終的に一度地元の大阪に戻ることを決めました」

◆初めての就職活動で味わった現実。53社落選の末に訪れた“チャンス”

入社時
南デザイン入社時の写真
大阪に戻ったタイミングで、まずはWordやExcel、PowerPointなどの操作をパソコン講座で学び、大阪のプラスチック加工メーカーの受付で派遣社員として勤務。2〜3年働いたのちに退職し、イベント業界に戻ることも考えたそうだが、コロナの影響で平常時に比べて案件が少なかったことや、年齢のことも考慮して、職業訓練校でITを学ぶことにしたと小田さんは語る。

「職業訓練校ではWebサイトやスマホアプリの開発を半年間学び、卒業後は今までコンパニオンや単発の派遣という非正規の働き方だったため、“雇用の安定した正社員で働きたい”という気持ちが強かったんですよ。そこから、42歳で初めて本格的に就職活動を始めたんです」

今まで正社員の経験がなかったものの、もしかしたらどこかで採用してもらえるかもしれない。そんな淡い期待とは裏腹に、実際はほとんどが書類選考で面接にも進めず、合計で53社も落選する事態に……。

こうした厳しい状況のなか、以前プラスチックメーカーで受付をしていたときの役員から、「自分の会社で新しく広報部署を立ち上げるので、一般枠でもよければ選考を受けていい」という、思わぬ形で就職のチャンスが舞い込んできた。

「募集要項を見ると、Webサイトの刷新に対応できる知識と、展示会の経験が求められており、『まさに自分のスキルとぴったりだ!』と思って。そこから、応募して採用面接を受けたところ、内定をもらって2024年5月から今の南デザインという会社で働くことになりました」


配信元: 日刊SPA!

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