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レースクイーンが失業、42歳で初の就職活動に挑戦。50社落選の逆境を乗り越えてたどり着いた“自分の場所”とは

レースクイーンが失業、42歳で初の就職活動に挑戦。50社落選の逆境を乗り越えてたどり着いた“自分の場所”とは

◆青梅市の企業として地域の活性化に貢献していきたい

仕事中
南デザインで仕事中の小田さん
入社当初は、自社の事業内容や工場の内部事情について知識がなく、「試作と量産の違い」や「自社独自の工法や誇れる技術」などを理解するために、現場に足を運んで一つひとつ教えてもらったという。

ひとり広報として働くなかで、もともと大阪を中心に開催されていた「製造業対抗ミニ四駆大会」が、今年2月に関東初の大会となる「製造業ミニ四駆関東大会 入間カップ」が行われることを知る。参加チームの募集があったので、「技術力のアピール」と「社名の認知度向上」につながると考え、会社に提案したところ出場することが決まった。

ミニ四駆
「製造業対抗ミニ四駆大会 ワールドカップin大阪・関西万博」に製作した南デザインチームのミニ四駆
「レース自体は優勝できませんでしたが、『デザイン賞』と『技術賞』の2つの賞を受賞することができ、さらには今年7月に関西・大阪万博で開催された製造業対抗ミニ四駆大会のワールドカップでは、当社が1位と2位を独占する“ワンツーフィニッシュ”を達成しました。

この結果を受けて、テレビ局の取材が入るなど対外的に注目される機会も増えたんです。大会出場をきっかけに、部署を超えたチームが結成され、社内の結束が高まったほか、自由にアイデアを出せる環境が、新技術への挑戦や社内活性化にもつながりました」

製造業対抗ミニ四駆大会に参加したことで、青梅市長への表敬訪問や青梅商工会議所と連携する機会が生まれ、「青梅市の活性化に貢献したいと考えるようになった」と語る小田さん。

ステージの司会
社内イベントではステージの司会を担当している
さまざまな紆余曲折がありながらも、新たな就職先で自分の“役割”を見出した元レースクイーンの今後に期待したい。

<取材・文/古田島大介>

【古田島大介】
1986年生まれ。立教大卒。ビジネス、旅行、イベント、カルチャーなど興味関心の湧く分野を中心に執筆活動を行う。社会のA面B面、メジャーからアンダーまで足を運び、現場で知ることを大切にしている
配信元: 日刊SPA!

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