アミ・パリ

この日のスタートはアミ・パリから。ヴィクトワール広場が見える場所で、プレゼンテーションが行われました。朝食をつまみながら、登場するモデルたちを見るという形式です。
シンプルで日常的な服は、テイラードジャケットやシャツのレイヤード、レースのドレスが新鮮。またミニのドレスのベルトのバックルの大きさが目を引きました。すぐにでも取り入れたくなるものがいっぱい。またバッグもサイズや色、形も豊富になっています。
プレゼンテーションが行われた場所は、来年ブランドのショールームに生まれ変わるのだそうです。
ガブリエラ・ハースト
この日は快晴。ショー会場は屋外です。強い日差しの中で服を見ました。

椅子の上に置かれていた大きな白い冊子をみると、ご本人のデザイン画と説明がたくさん描かれていました。
着想源は「タロット」。コレクションノートには、「18歳のときに母が私に初めてタロットを教えてから10年以上、毎年6月に同じタロット占い師のところに通っています」というガブリエラ・ハーストの言葉が書かれていました。



サステナブルが重要なキーワードであるブランドだけあって、今シーズンも前シーズンのデッドストック素材の織物を97%使用しているとのこと。
様々な大きさのマルチカラーのレザーの星が1200個もちりばめられた服や、金色のアルミニウムでコーティングしたアップサイクルのリネンを使った服など、素材にさらなる価値をつけて、新たな服を作っていく。ガブリエラ・ハーストの姿勢が細部にまで見えるコレクションでした。
