
1曲目の「WAKE UP THE FOOL」が会場に鳴り響くと、ステージ上の設置された“奇天烈”の巨大オブジェの「天」に5人が乗っかって登場。色鮮やかな衣装には「奇」が大きく書かれている。岩崎が「このライブで俺たちが1番最高で、最強だって思わせてやるんで最後まで楽しんでいってくれ!」と煽ると、会場は一気にヒートアップした。

結成当時にグループ名が発表されると、藤子・F・不二雄原作の人気アニメ『キテレツ大百科』がSNSでトレンド入り。井上は、「まずはキテレツ大百科を超えたい!」と意気込む。そんななか、猪狩が「みんなそういう気持ちだと思っていたんですけど、結成して1週間後ぐらいに大光がメンバー全員に(キテレツ大百科の人気キャラ)のコロ助グッズを配り始めたんですよ」と暴露。佐々木は「いやいや、『これは誕生日のプレゼントにちょうどいいぞ!』と思って配り歩きました」と開き直ると、猪狩が「俺たちが1番コロ助人気にあやかろうとしてるじゃねえか(笑)」とツッコみ笑いが起こった。
全25曲のセットリストで、グループの個性を輝かせた。ラップが得意な猪狩とドラムの佐々木のセッションから始まる「こっから」(SixTONES)や、炎とスパークラーの火花が散らして迫力あるダンスの「DON’T U EVER STOP」(KAT-TUN)など披露。また、ペンライトが消されて真っ暗な空間の“和”コーナーと題したブロックでは、電飾が施された衣装を纏った5人が「Battery」(SMAP)を革新的な演出でパフォーマンスすると会場がどよめいた。

デビューは通り道と言い切る5人が目指す場所は、国立競技場でのライブ。猪狩は「今年開催したSnowManさんの国立競技場でのライブを見学させてもらって、身近にいた先輩が、その場所に立つというストーリーや偉大さを感じたときに心が震えたんです。そのときに、『俺たちも絶対にこうなりたい!』と思いました」と語ると、中村も「まだ結成して半年ですが、ここからトップスピードで天下を獲りに行いきます!」と力を込めた。

取材・文/吉岡 俊 撮影/上溝恭香

