仕事、育児、ひとり時間…。バランスに悩む育休中ママ(30歳)

仕事、育児、ひとり時間…。バランスに悩む育休中ママ(30歳)

■専業主婦は楽をしている?

 

西川さん:あと気になっているのが、子どもを預けて休むということです。専業主婦なのに子どもを預けて自分だけ楽していいのだろうかと……。

筆者:そのことで、批判されるというイメージがあるのでしょうか。

西川さん:そうですね。父が、子どもと一緒に遊びに行っていることを「毎日遊び歩いて」みたいに言ったんですよね。これは本当にカチンときて。「遊ばせる」のが私たちの仕事なんだけど、父親世代にはそう見えているというのが分かって……。

加藤:価値観と時代が違いますからね。お父さんの価値観を変えることは難しいので、考え方が違うということで、受け止めすぎないことが大切ですね。時間はかかりますが、やってみてください。子どもと一緒に遊ぶことって、本当に大切な教育ですからね。

西川さん:そうですね!

 

 

 

■復職はしたいけど、金銭面が悩ましい

 

筆者:今、育休中ですが、復職は考えていますか?

西川さん:考えてはいるのですが、週2くらいのアルバイトでないと、体力がもたない気がしています。 でも、子ども2人を預けたらものすごくお金がかかってしまう。マイナスが大きすぎてそういう働き方はできないですね。

筆者:何も制約がなければ、働きたいという気持ちはあるのでしょうか?

西川さん:あります。育休中の他のメンバーと集まって話す機会もよくあるので、現場のことを思い出すと、また働きたいなって思うんですよね。特に、「仲間と一緒に何かがしたい」という気持ちが強いです。一緒に働くメンバーに恵まれるかどうかで、だいぶ楽しい・楽しくないは変わると思うので。

 

 

 

筆者:フルタイム復帰は考えますか?

西川さん:考えることはあります。でもそれは、もったいないなって思うんですよね。こんな風に過ごせるのはあと2年しかないと思う自分もいて。最初の話と矛盾しますが……。

筆者:どうしても働きたくなれば働くと思うので、今はそこまで仕事の優先順位が高くないんだと思います。だから、自分が役に立っていると感じられることをやってみればいいのではないでしょうか。例えば働く頻度は少なくても、感謝されたり、みんなで集まって話して会社っぽい雰囲気を味わえたりしたら、それで満される気がします。

西川さん:今の話を聞いて、すごく安心しました。

 

 

 

筆者:ちょっと「仕事をしている」という実感を得つつ、あまり責任が重くないことからチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

西川さん:例えばどういうことですか?

筆者:自分の好きなテーマでイベントを企画して、興味のある人を巻き込んでみる、とか。1人だと大変だと思いますが、誰かと一緒にやれば役割分担もできて楽しいですよね。

西川さん:わかりました。それなら、なんだかやれそうな気がします! まずは自分の年子育児の体験談やシッターさんの使い方など、人に聞かれることもあるので、そういう話のシェア会をやるのもいいかなと思いました。色々聞けて、本当に心が軽くなりました。ありがとうございました。

 

西川さんの場合は、育児で大変な自分をまずは認めてあげることができると、他のこともうまく回りだせそうだと感じました。本当はやりたいことがあっても、後ろめたさや「こうしないと」という自分の枠に縛られてしまう方は多いです。そんな時は、自分の気持ちを素直に感じるようにして、大変な時は無理せず休むようにするなど、心に余裕をもつと楽になれますよ。

(加藤晶子+アリシー編集部)

 

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加藤晶子

渋谷区在住のワーママライター。夫はミャンマーにいるため4歳の娘のワンオペ育児中。「自分らしい働き方・生き方」に興味をもち、自身も銀行員⇒会社員⇒契約社員⇒NPO団体職員⇒フリーランスと働き方を模索してきた。キャリアコンサルタントとして、悩める女性の相談に日々のっている。

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