マリーゴールドの名前の由来

マリーゴールド(Marigold)の名前は、「Mary’s Gold(マリアの黄金)」に由来するとされ、「聖母マリアの黄金の花」として名付けられたといわれています。
また、マリーゴールドは、もともとメキシコや中南米が原産地。ヨーロッパへは、大航海時代にスペイン人によってもたらされたそうです。マリーゴールドとメキシコ、そして中南米の太陽は、切っても切り離せない関係にあります。マリーゴールドの鮮やかな色は、まさにメキシコのまぶしい太陽を象徴しているかのようですよね。
そんなマリーゴールドは、メキシコと中南米の文化にも深く根ざしていて、特にメキシコでは、毎年11月1日と2日に行われる「死者の日」(Día de Muertos)というお祭りにおいて、マリーゴールドは欠かせない存在。「死者を導く花」として、お墓や死者の魂を迎えるために作られる祭壇でも必ず飾られるそうです。
マリーゴールドのアレンジバリエ
今回は、色鮮やかな花が美しいマリーゴールドを使ったフラワーアレンジメントを2種類ご紹介します。
① バスケットに多種生け

多色で、いくつかの種類の花を合わせます。
<用意するもの>

●花材
- マリーゴールド(オレンジ・黄)
- ランタナ
- サルスベリ
●器
- バスケット
- プラスチックの入れ物(落としとして)
<アレンジの手順>
1)プラスチックの入れ物に水を入れて、バスケットにセットします。

2)ランタナをバスケット全体に入れます。

3)マリーゴールドを高さを変えて入れます。

4)サルスベリの枝を入れます。

出来上がり!

② マグカップに小さく活ける

マグカップにハーブなどと小さくアレンジします。
<用意するもの>
●花材
- マリーゴールド
- 一重咲きジニア
- アップルミント
●器
- マグカップ
<アレンジの手順>
アップルミントの枝を花留めにして、花を活けます。
1)マグカップに水を入れます。
2)アップルミントをカップ全体に入れます。
3)アップルミントの間に、マリーゴールドを入れます。
4)ジニアを合わせます。

