歌舞伎町を歩けば、たびたびファンから声をかけられる「ホス狂いあおい」ちゃん 。
ホス狂いを自認し、ホストを紹介するYouTubeやTikTokが大バズり。そんな歌舞伎町の有名人である彼女の波瀾万丈な半生、その幼少期とは?(記事は全2回の1回目)
◆幼い頃に両親が離婚。“ゴミ屋敷”で祖母に育てられる

熱海にある祖母の家は、「まるで“ゴミ屋敷”だった」とか。足の踏み場がなく、部屋は段ボールと荷物でいっぱいだったとあおいちゃんは言う。
「祖母は大のパチンコ好きで、保育園に通う私を放ってパチンコに行っちゃうんですよ(笑)。だからパチンコが終わるのを公園でずっと待っていましたね。夜までずっと1人で……」
まだちいさな保育園児が深夜に1人でいたら通報されるに決まっている。あおいちゃんは何回も補導され、児童相談所に保護された。
「そんな祖母のもとでは子どもは育てられないので、誰が私を引き取るか?っていう話になり、父でも母でもなく、母の兄(伯父)夫婦に引き取られることになりました」
◆車の中に放置されることも…

「たまに会って可愛がるのと、一緒に住むのは違いますよね。伯母は、私が母に似ていることや、自分の時間が子育てに吸い取られたことが嫌だったようで、悪いことをすると叩かれたり、裸で庭に出されたり……。夫婦がパチンコをしている間、車に長時間放置された記憶もあります。今だったら大問題ですよね」
あおいちゃんは、親に甘えられず居場所がなかったことから、小学生にして何回も家出を繰り返した。学校で「うちの親は本当の親じゃない!」という発言をすることもあった。
「今でこそ片親の子なんて当たり前にたくさんいるけど、当時はやっぱり変わった目で見られてしまう時代でした。私の発言により、伯母はPTAの会議とかでも気まずかったようで……。それが原因か分かりませんが、小学校は4回も転校しましたね」

