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外張り断熱リフォームの完全ガイド!費用相場や効果を専門家が解説

外張り断熱リフォームの完全ガイド!費用相場や効果を専門家が解説

7.外張り断熱リフォームでよくある質問

外張り断熱リフォームを検討する際にお客様からよくいただく質問にお答えします。

Q1. どんな断熱材を使うのがおすすめ?

出てきた見積もりに断熱材の種類までは書かれていなかったのだけど、一般的にどんな断熱材が使われるの? 外張り断熱では、硬質ウレタンフォーム、フェノールフォーム(ネオマフォームなど)、押出法ポリスチレンフォーム(スタイロフォームなど)といった、薄くても断熱性能が高い「ボード状」の断熱材がよく使われます。

それぞれに特徴や価格が異なります。例えば、フェノールフォームはトップクラスの断熱性能を誇りますが、比較的高価です。
お住まいの地域の気候(寒冷地かどうかなど)やご予算、そして何より施工業者が得意とする工法などを踏まえて、専門家と相談して決めるのが最も確実です。

Q2. 外張り断熱で気密性が高まると、結露しやすくなったりカビが生えたりしない?

気密性が高いということは、湿気もこもってしまうのでは?室内の結露の原因になるのではないでしょうか。 確かに、家の気密性が高まると、室内の湿気が逃げにくくなります。そのため、計画的な換気が非常に重要になります。

現在の建築基準法では24時間換気システムの設置が義務付けられていますが、古いお住まいには設置されていない場合もあります。
外張り断熱リフォームを行う際は、必ず換気計画についてもリフォーム会社と相談しましょう。適切な換気を行うことで、高い気密性と断熱性を保ちながら、結露やカビの心配がないクリーンな空気環境を維持できます。

Q3. 築年数が古い家でも工事できる?

築50年の木造で、柱や壁の劣化もあるのですが、古い家でも外張り断熱の工事は問題なくできる? ほとんどの場合で可能です。むしろ、築年数が経過し、断熱性能が低いお住まいほど、外張り断熱リフォームによる快適性の向上効果は劇的に感じられるでしょう。

ただし、リフォームを機に、必ずプロによる「耐震診断」を受けることを強くおすすめします。外壁を新しくする際に、現在の耐震基準を満たしているかを確認し、もし家の構造に問題が見つかった場合は、断熱工事と合わせて耐震補強工事を行うことで、より安全で快適、そして資産価値の高い住まいを実現できます。

8.まとめ

今回は、外張り断熱リフォームについて、その仕組みからメリット・デメリット、費用、そして後悔しないためのポイントまで詳しく解説してきました。
外張り断熱リフォームは、単に断熱性能を良くするだけのリフォームではありません。ご家族の健康を守り、光熱費という将来の支出を減らし、大切なお住まいの寿命を延ばす「未来への賢い投資」と言えるでしょう。
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