◆「屋台の味」の物足りなさが覚えているからこそ…

そのため、こってり以外は注文できなくなったのだが、ラーメン単体でドロドロスープを飲み干すのは至難の業……。
「スープは残してもいいだろ」
話はそれるが、この記事に対してきっと上記のようなコメントが付くだろう。だが、そいつは素人だ。天下一品のラーメンどんぶりの底近くには、「明日もお待ちしてます。」という文字が書かれている。これを拝まなければ、天下一品を食べた気がしない。もちろん、飲み干したからといって、何か特典があるわけではない。
◆どうやってスープを飲み干すべきか
なにはともあれ、ドロドロスープを飲み干すためには「チェイサー」が必要だ。それが、チャーハンである。多くの店で推奨されているのは、こってりラーメンとライスの組み合わせである。そういうセットもあるし、なんだったらたくあんもついてくる。いわゆるラーメンライスは美味しいのだが、筆者は天下一品のこってりスープには白米よりチャーハンのほうが合うと思っている。
それぞれを個別に食べるのではなく、ラーメンをすすり、チャーハンをレンゲですくってスープに浸して食べるのだ。これが抜群に美味しいのである。
「こってりスープに浸して食べるなら白米でいいだろ」
そうではない。チャーハンでなければならないのだ。というのも、水分量の多い白米よりも、パラパラのチャーハンのほうがスープとよく絡む。それに、こってりスープに負けず劣らず、チャーハンの主張も強く、スープと一緒に食べていても、卵やコショウの味がしっかり感じられるのだ。
つまり、麺だけでなくチャーハンを追加することで、こってりスープを二度楽しめるというわけである。なお、「チャーハン定食」もあるが、それぞれを大で注文したいので、それは5年ほど前に卒業した。
その結果、チャーハンを頼むとスープが付いてくるようになった。これはこってりだけでなく、「あっさり」に変更することもできる。

