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大谷翔平&佐々木朗希に“大ブーイング”必至か…32年ぶりWS進出「ブルージェイズ」との“根深い因縁”

大谷翔平&佐々木朗希に“大ブーイング”必至か…32年ぶりWS進出「ブルージェイズ」との“根深い因縁”

2025年のメジャーリーグは、残すところワールドシリーズ(WS)のみ。今年は、ドジャースとブルージェイズの初顔合わせとなった。

 ドジャースは、ナ・リーグ優勝決定シリーズでブルワーズをスイープ。一方、ブルージェイズはマリナーズとのア・リーグ優勝決定シリーズが第7戦までもつれ込む大激戦だった。

 同シリーズは、第2戦を終えて0勝2敗、第5戦を終えて2勝3敗、そして3勝3敗で迎えた第7戦も7回途中まで2点ビハインド。ブルージェイズはそんな数々の逆境をはねのけて、実に32年ぶりに世界一を決める舞台に駒を進めた。

◆長年低迷したブルージェイズが32年ぶりにWSへ

大谷翔平
2025年8月、談笑するドジャース・大谷翔平とブルージェイズのブラディミール・ゲレーロ・ジュニア 写真/産経新聞社
 30球団で唯一、カナダに本拠地を置くブルージェイズは、1977年のエクスパンションでリーグに加入。ロベルト・アロマーやジョー・カーターを擁した1992~93年にワールドシリーズ連覇を成し遂げ黄金時代を築いた。

 その後は、ヤンキースやレッドソックスなど強豪ひしめくア・リーグ東地区で苦しいシーズンが続いたのは言うまでもない。1994年以降、地区優勝を遂げたのは2015年、そして今季が過去約30年間で2度目だった。

 昨季は74勝88敗の成績で地区最下位に沈んだブルージェイズは、今季も前評判は高くなかった。しかし、開幕から安定した戦いぶりを見せ、首位争いを繰り広げると、最後はヤンキースとの激戦を直接対決の勝敗差で制し、ア・リーグ最高勝率の第1シードとしてポストシーズンを迎えた。

◆“チーム解体危機”からの復活劇

 結果的に32年ぶりにア・リーグ制覇を遂げたブルージェイズだが、ほんの数か月前は“チーム解体”の危機に直面していた。

 チームの顔でもある主砲ブラディミール・ゲレーロJr.と今季開幕直後に14年5億ドル(当時のレートで約730億円)の大型契約を結んだが、それまではFAを前に他球団へ放出される可能性が噂されていた。

 他にも、昨季オフにスター遊撃手のボー・ビシェットの放出が取り沙汰されるなど、チームは再建モード入りの一歩手前だった。

配信元: 日刊SPA!

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