最強戦略は「地方の利回り×首都圏の資産価値」
私は不動産会社のサラリーマン時代に不動産投資の勉強をスタートし、独立したときには700万円ほどの現金を持っていました。
その後、家賃収入よりも稼ぐことがまずは大事と考え、宅建業者になり、売買で稼いだ後にセミリタイアをしました。その資金を元に、主に郊外の高利回り物件を買い増した結果、リタイア寸前からリタイア後の約3カ月間に、わずか2200万円の現金投下のみで約1300万円の家賃年収を得るに至りました。
これほどに少ない金額で多くの家賃年収を得られたのは、地方物件、特に地方築古戸建てとアパートのおかげです。
この地方物件に、利回りは低いけれど大きな売却益が得られる首都圏の物件を組み合わせる――このやり方で、インカムゲインとキャピタルゲインの両方を得て、資産を増やし続けてきました。特別な才能があったからではありません。共同住宅ではあり得ない、戸建ての持つ様々な活用法(例えば実需用戸建て、賃貸用戸建て、解体して更地、解体して駐車場等)を把握し、マーケットの中でそれぞれの物件が持つピークパフォーマンスを引き出すことに努めてきた結果です。
カギは、「買うときと売るときでターゲット層を切り替えて利ざやを得る」ことです。
戸建て投資は、決して簡単ではありません。物件の見極め、資金調達、リフォーム、賃貸管理、売却。すべてのプロセスで、正しい判断が求められます。また、短期間で家賃1億円以上を目指すという方々には悪手になるかもしれません。
しかし、勉強する意欲のある方、行動する覚悟のある方、コツコツやっていく根気のある方には、きっといい投資になると思います。
多くの投資家が買い求めている一棟アパートや一棟マンションは、ここ数年でどんどん利回りが下がっており、普通のサラリーマンが参入する難易度は上がり続けています。そんな時代に、市場への供給数が圧倒的に多い「戸建て」への投資は、改めて注目されるべきものだと思います。身近にあるのに知られていなかった戸建て投資のポテンシャルに、驚く方もいるかもしれません。
大家のプーさん
不動産投資家
