いつまでも輝く女性に ranune
第三十九回『ユニクロを着る人』

第三十九回『ユニクロを着る人』

第三十九回
『ユニクロを着る人』

ついに、ジャケットを着られる気候に落ち着いてきた昨今。島崎は悩んでいた…。
ジャケットを今年はユニクロにしてみようかと。そして、それが何かの分岐点になるような気がしている…という壮年期男性のファッションチョイスの話。

これまでしてきたファッションの選択と、年齢を重ねて今こそのファッションの選択、ちょうど立ち止まり考える時期…なのかもしれない。
スティーブジョブスのように、もう決まったものしか着ない、というある種の自分だけのMY制服を作るというのもひとつの選択肢だし表現だよね、という話も。

ユニクロはある種のメタファーだが、値段がリーズナブルでとても使いやすいベーシックさ、そして質の良さ…。そこにはまってしまったらある意味もうそこから抜け出す必要は無くなってしまうのではないか、という“良質”で快適だからこその恐怖を感じるのは表現や創造を生業としている者のちょっと面倒くさい(愛を持って)サガなのかもしれない。

さぁ、あなたは今年の秋冬、何をどう着ますか?

★みなさんからのお便り募集中!以下のフォームで待ってます!
https://forms.gle/69VrWqxTCHhvDjXF6

配信元: Harumari TOKYO

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