
女優の黒谷友香さんが千葉で大切に育んでいる『友の庭』。600坪の広さを誇る庭は、BS11の番組『黒谷友香、お庭つくります』を通して専門家のアドバイスを受けながら、季節ごとの変化を見せつつ進化を続けています。次回の番組放送内容は、冬に向けて畑を作って冬野菜の栽培に挑戦! そして、ハロウィンの小物作り。ガーデンストーリー流・家庭菜園Q&Aとともに、ご紹介します。
10月25日(土)の『黒谷友香、お庭つくります』放送内容は…

次回、10月25日(土)10:00〜10:30に放送予定の『黒谷友香、お庭つくります』では、黒谷さんが畑づくりに挑戦。JAG(ジャパンガーデンデザイナーズ協会)副会長の吉田祐治さんがおすすめする画期的な方法で、冬野菜の栽培をスタートします。ハロウィンを翌週に控え、かぼちゃを使った可愛い園芸小物づくりの様子もご紹介します。
オランダで流行りの手法を取り入れた畑づくり

「友の庭」の一角には、黒谷さんがかつて友人たちと作った“野菜畑エリア”がありました。ここを改めて整備し、冬野菜を植えていきます。
今回、吉田さんの指導のもと取り入れるのは「ガーデンボックス」と呼ばれる箱(枠)の中に畑を作るスタイル。もともとの地面は整地する程度で、その上にボックスを配置し、その中に、土と腐葉土、石灰、たい肥を入れていきます。

【ガーデンボックスの特徴】
畑全体を耕さなくていいので、土づくりが楽。
他の土などが混ざることがない。
高さが出るので、作業や入れ替えが楽。
ネットをかけるなどの管理もしやすい。
今回は4つのガーデンボックスを使い、ロマネスコ、白菜、キャベツ、リーフレタス、玉レタスを植えていきます。

大体2カ月半ほどで収穫できるまでに育つとのこと。目標は、冬に収穫した野菜で番組スタッフ含めて鍋パーティーをすること!
畑に適した土づくりのポイントや、野菜を植える際の注意点などは、ぜひ番組をご覧ください。

ベランダや狭い場所で野菜を育てるには…?
東京と千葉とで二拠点生活をしている黒谷さんからの「マンションのベランダなどで野菜を育てたい場合は?」という質問に、吉田さんがおすすめしたアイテムは「ホームベジトラグ」。

ガーデニングの先進国、イギリスで生まれた木製の菜園プランターで、高床式のため通気性もよく、庭がなくても気軽に家庭菜園が楽しめます。

【ホームベジトラグの特徴】
屋上、ルーフバルコニー、ベランダ、テラスなど、狭小地で野菜づくりができる。
高床式に持ち上がっているので通気性もよく、ベランダ床の輻射熱の影響も受けにくい。
深い部分と浅い部分で根張りが違う植物を同時に植えられる。
背面がフラットになっているウォールハガータイプだと、壁際やベランダの狭い場所でピッタリ寄せて設置できる。
鉢底が地面から離れているので、湿気がこもりにくく、害虫が寄り付きにくい。
使わなくなった食器を活用! 和食器の寄せ植えづくり

この放送の翌週はハロウィン本番。「ハロウィン仕様の可愛い園芸小物が作りたい」という黒谷さんの要望で、カボチャのジャック・オー・ランタンを作ることに。
カボチャを全部くり抜いて作る方法もありますが、吉田さんによるとそれだと手間もかかるし、腐りやすくなる…、ということで、今回は生花も飾れる簡易版ジャック・オー・ランタンづくりに挑戦です。
作り方は番組をご覧ください。
家庭菜園よくあるお悩みQ&A(秋〜冬版)
Q1. 日照が足りない(秋は日が低く短い)—どうする?
A. 最低でも直射4時間/日を目安に。プランターは南向きに移動し、背の高い鉢は北側へ配置して“影を作らない”。アルミ板や白壁の「レフ効果」も◎。
Q2. 「乾いたらたっぷり」って地植えでも同じ?
A. 基本は同じ。ただし秋は蒸散が少ないので“やり過ぎ”注意。表土3〜4cmが乾いてから、鉢植えの場合は鉢底穴から流れ出るまで与える。地植えは株元に“ゆっくり深く”。
Q3. 水やりのベストは? 真夏じゃないけど朝?
A. 朝が基本。夕方に水をたっぷりやると、夜間は低温で蒸散・蒸発がほぼ止まるため、翌日まで鉢内が湿りっぱなしに。過湿が続くと根の傷みや灰色かび病のリスクが上がるため、夕方の灌水は“必要時のみ少量”。
Q4. 土が固くて根が張らない。今から改善できる?
A. 移植前に「腐葉土3:完熟堆肥2:元肥1」をすき込み、深さ20〜25cmをほぐしましょう。プランターは新しい培養土を使い、古土は1/3以上リフレッシュ。
Q5. 連作障害が心配。プランターでも起こる?
A. 起こる。科をずらすのが基本(例:ナス科→次はマメ科/ヒユ科)。同じ容器・同じ土で同科連続はNG。連作障害を防ぐ資材を用いるのも手。
Q6. 石灰は入れる?
A. ほうれん草は弱アルカリ寄りを好むが、入れ過ぎは微量要素欠乏の原因。苦土石灰は“規定量の7〜8割”で控えめに。市販培養土なら無理に追加しない。
Q7. 越冬栽培の霜・風対策は?
A. 北風よけ(ネットや低トンネル)、霜予報日は不織布+黒マルチを。鉢は夜だけ屋根下へ。表土をワラやバークでマルチング(覆う)すると土温のキープに。
Q8. 秋は虫が少ないって本当?
A. 夏より少ないが、ヨトウムシ・コナガ・アブラムシは発生。週1の葉裏チェックで、見つけ次第“物理除去”か、食害部ごと摘葉。防虫ネットを早めに。
Q9. 肥料は控えたほうがいい?
A. 低温期は効きが遅いことを意識。定植、播種時は“少量+緩効性肥料”。葉ものの追肥は“薄め液肥を少量こまめに”。過多は徒長の元。
Q10. ベランダで始めるプランターの基本サイズは?
A. 葉もの:深さ25cm以上・容量10〜14L。ニンニク:深さ25〜30cm・1株あたり土量3〜4L目安。イチゴ:9〜10号以上の鉢に1株か、ワイドプランターで。

畑全体を耕さなくていいので、土づくりが楽。
他の土などが混ざることがない。
高さが出るので、作業や入れ替えが楽。
ネットをかけるなどの管理もしやすい。
屋上、ルーフバルコニー、ベランダ、テラスなど、狭小地で野菜づくりができる。
高床式に持ち上がっているので通気性もよく、ベランダ床の輻射熱の影響も受けにくい。
深い部分と浅い部分で根張りが違う植物を同時に植えられる。
背面がフラットになっているウォールハガータイプだと、壁際やベランダの狭い場所でピッタリ寄せて設置できる。
鉢底が地面から離れているので、湿気がこもりにくく、害虫が寄り付きにくい。