ロブロとみそロブロを実食

こちらがプレーンなロブロ。ライ麦全粒粉とライサワー種、水、粗塩といったシンプルな材料で作られています。
爽やかなライ麦の香りと醤油に似た発酵の香り。 ライ麦シュロートのコリッとした粒感、里芋のようなねっとりさとなめらかさがあります。
噛むごとに甘みがあり、口からなくなるタイミングでごくわずかな酸味を感じます。

こちらがみそロブロ。
袋を開けた時から香ばしく甘い味噌のいい香りが広がります。 プレーンに比べると発酵×発酵の相乗効果で奥深さを感じます。
しっかり焼き込んだ香ばしさと、苺のような甘酸っぱさ。 みそロブロも里芋やとろろのように口の中を覆いつくしてから溶けていく感じがクセになります。
どちらも日が経つごとに熟成が進みまろやかな味わいになっていきます。
ロブロは常温で約1週間、冷蔵保存ではさらに日持ちがし、乾燥が進んだものはそぼろ状にしてヨーグルトと合わせるなど食べ方のアレンジができるのも魅力です。
他にも人気の商品をご紹介

左からショコラバゲット、明太フランス、あんバターフランス
◆ショコラバゲット
「はる風ふわり」という佐賀県産の小麦100%使用。お店で一番高加水のパンなのだそう。
ソフトで歯切れよくもっちり。チョコレートが甘すぎないので赤ワインやナッツと一緒にいただくのも良さそうです。
◆明太フランス
「さちかおり」「ミナミノカオリ」という九州産の小麦をフランスパン生地に使用。
「さちかおり」はその名の通り強い風味と焼いた時の香ばしい香りが特徴。バターがじゅわ~と全体に染みわたり、噛むごとに明太の旨みとバターのコクが混然一体となって口いっぱいに広がります。
◆あんバターフランス
お店で炊いている粒あんは豆の風味がしっかりと感じられ、バターの塩分で甘みがキュッと引き締まるよう。
ソフトな生地なので食べやすくそのままでも美味しいのですが、粒あんとバターを一度取り出し、パンを軽くトースターで焼いてから中身を戻すと、外はパリッと香ばしく、中はむっちり。生地の美味しさがより引き立ちます。

左:パン・ド・ロデブ、右:パン・オ・ルヴァン

◆パン・ド・ロデヴ
気泡が大きく、ふんわりむっちり。外はやや引きがあります。
少し水分を与えてトーストすると、外カリッ、中ほわっ&むちっ&とぅるん。お米のような甘みが感じられます。
外と中の食感の対比がロデヴの魅力。

◆パン・オ・ルヴァン
食指をそそる芳醇な香り。外は軽い酸味と香ばしさで歯切れがいい。中はきめ細かく密度はありながらほわっとした食感で、口の中の水分と合わさり心地よく消えていきます。
合わせるものを選ばない、食事にピッタリなパン。
