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【人気モデル・青木沙織里さんの50代おしゃれ旅】東京から1時間の天国! 絶景、温泉、グルメを満喫 和歌山県・白浜旅〈前編〉

【人気モデル・青木沙織里さんの50代おしゃれ旅】東京から1時間の天国! 絶景、温泉、グルメを満喫 和歌山県・白浜旅〈前編〉

こんにちは、奈良在住の編集者・ふなつあさこです。今回は、グレイヘアで人気のモデル・青木沙織里さんと仲良しのヘアメイク・重見幸江さんをお誘いして、和歌山県・白浜を旅してきました。

というのも、沙織里さんのブランド「Huminaa(フミナ)」についてインタビューした際、和歌山での出会いをきっかけにブランドを立ち上げることになったとうかがっていたから。しかも和歌山愛が昂じた沙織里さん、実は首都圏と和歌山の二拠点生活を送っているんです。

とはいえ「白浜も好きなんですが、まだゆっくり巡ったことはなくて……」という沙織里さん。私も白浜が大好きで、何度かお仕事で訪れていますが今回の旅はちょっと久しぶり。そんなわけで、和歌山県観光連盟の全面バックアップを得て、大人のための白浜最新スポットをたっぷり取材してきました!

◆「和歌山県公式観光サイト」はこちら!

真っ白な砂浜、オブジェみたいに可愛い小島 白浜で出合える絶景

白浜の代名詞ともいえるのが、全長約620mに渡る白砂の浜「白良浜(しららはま)」。夏には海水浴客でビーチが埋め尽くされるほどの賑わいを見せますが、これからのシーズンは大人がゆっくり散策するのに最高!

お洋服はすべて沙織里さんが、ご自身のブランド「Huminaa(フミナ)」のアイテムを中心にセルフコーディネートしてくれています。「パルヨンジャンプスーツ」は暑い日は上半身のボタンを開けて腰で結んで着こなすことができ、通年活躍してくれる一枚。

白い砂、エメラルドグリーンの海。友好姉妹浜でもあるワイキキビーチさながらの絶景に、羽田から飛行機で1時間ちょっとでたどり着けます。ちなみに、私は奈良から白浜まで4時間ほどかかりました。時間的距離は東京からのほうが近いんです!!

白浜のシンボル・円月島。なんともいえない可愛らしいルックスの小島です。円月島に沈む夕陽は「日本の夕陽百選」に選ばれていて、春と秋には、真ん中にぽこんと空いた穴から海に沈む夕陽が見えるそう!

白浜は日本三古湯のひとつに数えられる温泉地。いたるところに足湯や日帰り温泉が点在しています。こちらの「御船足湯(みふねあしゆ)」からは円月島を望めます。

写真提供:白浜町観光課

日帰り温泉のなかでもおすすめは、雄大な太平洋が間近にせまる露天風呂「崎の湯」。1350年ほど歴史がある、つまり奈良時代に起源をさかのぼることができる日本最古の湯壺なのです。

◆「南紀白浜観光協会」の公式サイトはこちら!

「御料理 竹寳」で懐石ランチ 趣向を凝らした山海の幸に涙

白浜出身の店主・竹中和也さんは、県外の料理店やホテルで経験を積んだのち長年にわたり「仁科の宿 松延(現・星野リゾート界アルプス)」で料理長を務め、「星のや軽井沢」を経て2012年に和歌山にUターンし、竹寳(ちくほう)をオープン。現在地に移転したのは、2020年だそう。

一枚板のカウンター席のほか個室もあり、お近くの方からも特別な日の食事の席として親しまれているそう。「小さなお客さまもいらっしゃるので、ちょっと遊び心のあるものをインテリアに取り入れています」と竹中さん。

ひと皿目を前にして、笑顔の沙織里さんたち。懐石らしい手の込んだ演出に期待が高まります。

菊に綿帽子を添えたお懐紙が器にフタをするようにのせられていて、持ち上げるとお料理が登場。旬のいちじくにとろりとかかっているのは、お酢・オリーブオイルと練ったお豆腐。松の実の食感と風味がアクセントになっています。「美味しい……! こんなお仕事、ご褒美でしかないです」と隣で沙織里さんがちょっと涙ぐんではりました。

地元で採れたカツオを漬けにし、さらに胡麻和えに。もっちりとクリーミーな味わいで、美味しすぎて私も泣きそうに。

茄子の揚げ出し。紅葉おろしと思いきや、かかっているのはトマトを使った蕃茄(ばんか)おろし。素揚げバジルが添えられています。イタリアンのような組み合わせですが、おだしがイニシアチブを発揮して、日本料理としてまとめてくれています。

写真左は、揚げたお豆腐、オクラ、南京(かぼちゃ)、トマトにおだしのジュレをかけたひと皿。右は名残りの鱧と冬瓜に菊花あんをあしらった目にも鮮やかなひと皿。

訪れたのは9月の上旬ということもあり、お献立は夏から秋へ移ろうシーズンならではのラインナップでした。だいたい20日ほどでお献立を変えるそうですから、訪れたそのときの旬を味わえます。

お食事は真鯛とごぼうのかやくごはん。デザートは少し炊いた“有りの実”(縁起を担いで、梨をこう呼ぶそうです)と、塩けのきいた羊羹。だいたい6、7品のお料理とデザートで3,500円とあって、ランチタイムは女性客が多いそう。

海の幸にも山の幸にも恵まれた和歌山ならではのお懐石、もう本当にとってもとっても美味しかったので、いつか夕食もいただきたい! 昼夜ともに、予約は必須です!

◆「御料理 竹寳」の公式サイトはこちら!

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