
レースフリルのような軽やかな花弁に、黒い花心のコントラストがおしゃれなポットマム‘インヤン’。その名の由来は陰陽(Yin-Yang)。相反するものが補い合って調和するという意味をもつ宿根草です。花径2〜3cmほどの小花ながら、1株で映えるバランス美を持ち、庭に、寄せ植えに、静かな品と強さを添えます。空間をキリッと引き締め、大人シックを完成させる ‘インヤン’のコーディネートをエム・アンド・ビー・フローラの難波良憲さんに教わります。
秋の宿根草、ポットマム‘インヤン’とは?

ポットマム‘インヤン’
宿根草/翌年以降も季節になると花を咲かせる多年草の一つ。耐寒性強。
花の特徴/黒い花心(ブラックアイ)と繊細なレースのようなフリル花弁のコントラストが美しいスプレー咲きの小菊。切り花の世界的高評価品種群から、エム・アンド・ビー・フローラが日本の庭でも栽培しやすい品種を選抜。
開花期/秋
草丈/初年度は50cm以下。翌年以降は50〜60cmに。
花径/2〜3cm。枝分かれしてスプレー状にたくさん咲く。
花色/白、ピンク、パープル、スモーキー(オレンジ)、クリーム(黄色)
栽培/庭植え、鉢植え、どちらも可。半日陰〜日向で水はけのよい場所であれば、非常に丈夫に育つ。
管理/初年度は鉢植え、翌年以降はボリュームアップするので庭植えがおすすめ。花後は地際で切り戻し、冬越しさせる。寒冷地では株元を落ち葉や敷き藁でマルチするとよい。
梅雨前の切り戻し/翌春以降、再び芽吹いたら、梅雨前に一度、株元15cm程度で切り戻すと、秋にきれいな株姿で咲く。
ふんわり可愛いラウンドブーケのような寄せ植え

- 鉢サイズ/8〜9号
- 花材
- ポットマム‘インヤン’白・ピンク 各2〜3ポット
- ユーフォルビア‘グリッツ’ 1〜2ポット
- ヨウシュコバンノキ 3〜4ポット
- オレガノ‘ミルフィーユリーフ’ 3〜4ポット

<作り方のコツ>
‘インヤン’とユーフォルビアをポットから出し、株分けできるものは株分けして小さな株にします。‘インヤン’の間からユーフォルビアの小さな白い花(苞)が出るように隣り合わせて組んでいくと、軽やかさが生まれます。丸い形のラウンドブーケを意識して、中央が高いドーム状になるように。鉢縁にヨウシュコバンノキ、オレガノ‘ミルフィーユリーフ’を交互に植えます。これらの丸葉は鉢のエッジを柔らかくぼかす効果があります。

