酵素の力に注目! 酒粕の魅力について
酒粕とは米を主な原料とし、日本酒を製造する工程において生まれる副産物のこと。酒粕にはプロテアーゼと呼ばれる酵素が含まれており、この酵素にはタンパク質を分解する働きがあることから、肉や魚などのたんぱく源を酒粕に漬け込むことで驚くほど柔らかな食感になるんだとか。
また、丈夫な皮膚を保つ「ビタミンB群」や、美白効果が期待できる「アルブチン」「コウジ酸」など肌の健康維持に欠かせない成分も豊富に含まれています。
酵素の力で柔らか!「酒粕漬けサラダチキン」の作り方
酒粕漬けサラダチキンの作り方をご紹介します。今回はごま油を足して和風のサラダチキンに仕上げていますが、ラー油やキムチの素を混ぜて韓国風のサラダチキンにアレンジするのもおすすめです。
■酒粕漬けサラダチキンの作り方
<材料>
・鶏胸肉 1枚
・塩胡椒 適量
・酒粕 大さじ2
・水 大さじ1
・みりん 大さじ1
・ごま油 小さじ1/2
<作り方>
1. 鶏胸肉の皮と筋を取り除き、両面に塩胡椒をまぶします。
2. 耐熱容器に酒粕・水・みりんを加え、ラップをかけて電子レンジで30秒加熱します。
3. 2をスプーンなどで、酒粕の塊を潰しながらかき混ぜます。粗熱が取れるまでしばらく置きましょう。
4. ジップ付きのビニール袋に1の鶏胸肉を入れ、3とごま油を馴染ませたら冷蔵庫でひと晩寝かせます。
5. 4をビニール袋から取り出し、ラップでロール状に巻きます。両端はねじって固定しましょう。
6. 底が深い鍋に水を入れて沸騰させたら5を投入します。すぐに火を止め、蓋をして約20分間放置してください。
7. 20分経過したらサラダチキンの完成です。鍋から取り出し、お好みの厚さに切り分けましょう。
酒粕はスーパーで200円前後で購入することができます。日頃からサラダチキンを食べる機会が多いという方は、ぜひこの機会にサラダチキンを作ってみてはいかがでしょうか?