
繊維の出やすいものは分けて洗う
洗濯後の洗濯物が糸くずだらけになってしまうのは、いくつかの原因が考えられます。なかでもとくに大きな原因となりそうなのが、「なんでも一緒にまとめて洗ってしまう」こと。
例えば、繊維の出やすいタオル類と衣類を一緒に洗ってしまうと、タオルの繊維が衣類に付着してしまう可能性があります。そのため、できる限り繊維の出やすいものは別洗いにしたほうが◎。もし、節水や時短などの観点で分けて洗うのが難しいなら、糸くずをつけたくない洗濯物は、網目の細かい洗濯ネットに入れて洗うようにしましょう。
ちなみに、繊維の出づらい衣類であっても、ポケットのなかにティッシュやレシートなどのゴミを入れたまま洗濯すると、あとで後悔する可能性大。洗濯の基本ではありますが、洗濯機に入れる前に衣類のポケットのなかを確認することはお忘れなく。
見落としがちな糸くずフィルターをチェックする
元々、洗濯機に付属していることもある「糸くずフィルター」。洗濯中に出たゴミをキャッチしてくれる役割をもっていますが、こまめにチェックしていますか? 糸くずフィルターのなかがパンパンになってしまうと、ゴミをキャッチできずに洗濯物に付着することがあります。だから、定期的に糸くずフィルターを確認して、溜まったゴミは捨てるようにしてください。また、劣化している場合は、新しいものに交換するといいですよ。
余談ですが、洗濯物に付着するものが糸くずではなく、黒っぽいかたまりなら、黒カビの可能性があります。その場合は、洗濯槽クリーナーで洗濯機そのものをキレイにしてくださいね。
「せっかく洗濯したのになんだか汚い…」とならないためにも、今回紹介したような方法を用いて、すっきり洗濯を心がけましょう!
(文・山手チカコ/考務店)
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