「ママ友=友達」ではない
まず覚えておいてほしいのは「ママ友」とは自分の友達のことではないということです。あくまでも「子どもの友達のママ」なのです。産院や公園、保育園や幼稚園といった子ども主体の場所で知り合ったママならば、同じ悩みを抱え、相談しやすいことも多いですよね。でも、あくまでも関係の中心にいるのは子どもということを忘れないようにしましょう。
距離感をもって接するのがベター
ママ友トラブルの多くは、ママ友同士の間で暗黙のルールが発生した時に起こりがちです。共通点は子どもというだけで、実はママ同士の育児観や、家庭の環境は千差万別。そういったことを踏まえた上で初めからある程度の距離感を持ってお付き合いをしておくのが良さそうです。節度を保って接するように心がけ、プライバシーに関する情報について必要以上に聞いたり話したりすることは控えたいものです。
なかには気が置けない友達になるママ友も!
もちろん、同じ時代に同じ年代の子どもを育てているママ同士、いつのまにか本当の友達と呼べるようになる人もいます。身近なところで支え合い、学生や職場時代の友人以上のつながりを感じられることもあるでしょう。
ママになったからといって、必ずしもママ友をつくらなければいけないわけではありません。その時々に合わせて、子どものことで聞きたいことが聞け、返事をしてくれる人がいればそれでいいのです。結果として、信頼できる友達が1人でも2人でも見つかったらラッキーと思えばいい。気負い過ぎずにママ友との関係をつくっていってくださいね。
(文・杉山皐月)