1●翌日の楽しいことをイメージさせる
大人でも、翌日に苦手なことや嫌いなことが控えていると、朝起きたくなくなりますよね。それは子どももきっと同じ。翌日に起こり得る楽しいことをイメージさせてから寝かしつけると、気持ちよく起きられることがあるそう。
楽しいことというのは、基本的にはなんでもOK。「明日はお気に入りの服を着ていこうね」「朝ごはんは○○ちゃんが大好きなメニューにしよう」など、子どもが明るい気持ちになれるようなことをイメージさせたらきちんと起きるようになったというママは少なくないようです。
2●テレビやスマホ、タブレットに関するルールを決める
最近では、「睡眠負債」といった言葉が登場するなど睡眠への関心が高まりつつあります。一度は聞いたことがあるかと思いますが、テレビやスマホ、タブレットのブルーライトが睡眠の質を低下させ、結果的に朝起きられなくなると言われていて、それを防ぐためにこれらの使用にルールを設けるママやパパも多い様子。
たとえば「20時に就寝」と決めているなら、「テレビやスマホなどは18時まで」と、就寝時間の数時間前には、ブルーライトから切り離すようにしているとの意見が散見されました。
3●目覚まし時計を変えてみる
これは少々荒いやり方かもしれませんが、「最大音量が大きい目覚まし時計に変えたら起きるようになった」という意見も。なかには、子どもが好きなキャラクターの目覚まし時計に変えたら改善されたというママもいて、単純ですが、意外と効果があり!?
4●毎日同じ時間に起きて、同じ時間に寝る
毎日決まった時間に寝て、起きる。簡単なようでできていないことですよね。「休日だから」との理由でいつもよりも夜更かしすることを許可する、そんな経験はありませんか? もしかしたら、起きられないのはそれが原因かもしれません。
せっかくの生活リズムが、土日で崩れてしまい、また戻さなければいけないとなると、子どもだって大変。平日も休日も関係なく、毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きる習慣をつけることで改善できたとの意見も多く見受けられました。
先輩ママたちが実践してきた、これら4つの「朝起きられない子ども」にしない工夫はあくまでも一例。それぞれの家庭に合った方法がきっとあるはずです。だけど、もしそれがわからずに悩んでいるようなら、一度だけでも試してみてはいかがでしょうか?
(文・三軒茶屋すみ子/考務店)