電動歯ブラシを比較すると大きく3分類
電動歯ブラシ「第1世代」1960~1980 年代
電動歯ブラシは海外から来たアイテム、と思っていましたが、国内メーカーも1970年代から開発していたのです。
電動歯ブラシ「第2世代」1990~2010 年代
電動歯ブラシ「第3世代」 2010年代~現在
安価な電動歯ブラシにおすすめのアイテムはある?
Amazonの評価レビューが高いアイテム5つを購入し、実際、その商品を『国際人になりたければ英語力より歯を“磨け”』(幻冬舎)の著者である矯正歯科専門医の宮島悠旗さんに見ていただきました。
今回購入したのはコチラ。
その1.Mesuvida SONIC TOOTHBRUSH
セット内容はコチラ
使用者のコメント
歯ブラシのみではなく、付属品も付いているので大変お得だと思います。
本体は少し大きめです。
モードも3種類あり、よく作られていると思います。
防水なので丸ごと水洗いできるも衛生的で満足です。
その2.Aiyabrush Sonic Toothbrush ZR101
セット内容はコチラ
使用者のコメント
歯が綺麗になる感じがとても実感できます!
予想以上に大きかったですが全然気にならならない程度です
。
使おうか迷ってる方、とてもいい商品なのでぜひ買って使ってみてください
その3.KIVOS 音波電動歯ブラシ S52
セット内容はコチラ
使用者のコメント
しかしながらブラシそのものの耐久性に難あり
数回の使用でブラシ先端がひらき通常の歯ブラシで数ヶ月使ったようなじょうたいになった
その4.BITOU BEAUTY 電気歯ブラシ BB-101
セット内容はコチラ
使用者のコメント
色が男性用に黒などがあればさらに良かったなぁと思いますが、使い心地は花丸!これを使うと手で自分で歯を磨くのには戻れないと話していました!電動歯ブラシは振動が強すぎて苦手なのですが、私も購入したいなぁと思いました!
その5.Loftwell 電動歯ブラシ/D9
セット内容はコチラ
使用者のコメント
電源がUSBなので普通の100Vの電源もあればもっと使い勝手がいいと思います。舌ブラシはブラシではなくゴムの浅い凹凸です。
矯正歯科医に電動歯ブラシの選び方を聞いてみると…
「ブラッシングには歯科医のなかでも様々な考え方がありますが、歯の奥まできちんとブラシを届かせることを考えると、ヘッドは小さめの方が好ましいです。また、ブラシの毛は柔らかいものである方がよいです」(以下同、宮島さん)
今回購入してみた商品のブラシにも、多少の大小はあるものの、それでもまだまだ大きいということ。
また、ブラシのカットにも言及が。
「ジグザグにカットされたブラシは、いかにも歯にフィットしそうに感じますが、歯を均一の力で効率よく磨こうとするならば、ブラシ面は平らであることが望ましいです。奥歯の裏側など、届きにくい場所を磨くことを考えれば、多少ブラシ先端部を、山切りにしたい気持ちもわかりますが…」
また、今回購入した5アイテムのなかで2アイテムには「WHITE」モードという、いわゆる歯のホワイトニングに効果があるとするモードを搭載しているアイテムがあった。これには、
「通常歯のホワイトニングというものは、薬剤によって歯を白くします。毎日の歯磨き粉を付けたブラッシングを長時間続けていれば多少白く見えるようになるかもしれませんが、歯磨き粉は研磨剤であり、歯の表面を傷つけているので、長時間のブラッシングはあまり歯に良いものではありません」
とのこと。WHITEモードで磨けば、歯が白くなるというわけではないようなので、こういった商品を購入する際には注意が必要です。
おすすめの電動歯ブラシを聴いてみると意外な答えが…
な、なんと―――――――――――!!??
でもいったいどうして?
「フィリップス社のソニッケアーシリーズは、唯一歯科医が開発にも協力していているからです。私がブラッシング指導をしているお子さまの患者さんが、ある日診察をしたら歯がとてもキレイになっていたことがありました。聞けば、ソニッケアーを導入したそうです。ブラッシングは本人の意識や心がけに寄るところが大きく、指導をしてもなかなか磨き方が改善されないことが多いのです。そういった方の場合は、手磨きをやめてソニッケアーにすることによって、大きくブラッシングの効率が改善することも多いのです」
何とも身もふたもないオチとなってしまいましたが、正直な意見を聞けて安心。よくわからないメーカーのアイテムを買うくらいなら、ソニッケアーシリーズを買いましょう。これが、結論のようです!
(文・団子坂ゆみ/考務店)