アイスプラントって？ 美人になれる要素がいっぱいってほんと？！
アイスプラントとは、南アフリカのナミブ砂漠が原産地で、サボテンのような多肉植物です。過酷な条件の砂漠の中でも育つことから、乾燥に強く塩水の中でも栽培でき、通年収穫ができます。
見た目は、緑色の肉厚な葉と茎の表面に、キラキラ輝く水晶のような粒が付いています。この水滴のような粒は、ブラッター細胞と呼ばれる葉の一部で、土壌から吸収した栄養やミネラルを豊富に含んでいます。土には微量の塩分が含まれるので、食べると塩味がするのも特徴的です。
では、その栄養やミネラルの中でも注目したい5つの成分をご紹介します。
1. ミオイノシトール
脂肪の代謝を促進し、余分な脂肪が蓄積しないようにすることで、中性脂肪や内蔵脂肪の増加を抑えます。メタボ予防やダイエット効果も期待できます。
2. ピニトール
血糖値を下げる働きから、糖尿病やメタボの予防が期待できます。また、老化の原因でもある体の糖化を防ぐことで、美肌にも効果的といわれています。
3. β-カロテン
強力な抗酸化作用があるので、体やお肌のアンチエイジングに効果が期待できます。さらに、免疫力アップや目の疲れ緩和や皮膚・粘膜を強くする作用があるとされています。
4. カリウム
体内の余分な塩分や水分を体外に排出するカリウムは、むくみを改善するなどダイエットの強い味方になってくれます。
5. クエン酸
疲労物質である乳酸の代謝を促す働きがあるため、疲労改善・スタミナ維持が期待できます。さらに、血液をサラサラにする効果があるといわれており、冷えに悩んでいる女性にもおすすめです。
あの水晶のような輝く粒の中に、美人のもとが詰まっているのがおわかりいただけましたか？
アイスプラントのプチプチがしっかり摂れる美味しい食べ方は？
まずは、美味しいアイスプラントの選び方です。
しっかり重量感のあるものを選んで、新鮮なうちにいただくことがポイントです。
次に、美味しい食べ方のポイントを2つ。
1. 生で食べる！
表面のプチプチ感と葉のシャキシャキ感を味わうには、「生」が一番です。ミネラルなどの流出を防ぐためにも、サッと水で洗ってから生でいただきましょう。
2. 油と一緒に食べる！
アイスプラントには、脂溶性のβ-カロテンが豊富に含まれているので、油と一緒に食べることでβ-カロテンの吸収率が高まります。抗酸化作用によって老化予防が期待できるでしょう。
この2つのポイントを取り入れたおすすめのメニューは…、アイスプラントのサラダと天ぷらです。
サラダは、アイスプラントの食感も栄養も摂れますし、お好きなオイルをかけていただくと、β-カロテンの吸収率もアップします。
また、アイスプラントを加熱すると粘り気が出てくるので、天ぷらにすると外はカリカリ、中はトロトロに。生とはまた違った食感でおすすめです。アイスプラント自体に塩味があるので、天つゆや塩も不要。天ぷらも油を使ったお料理なので、β-カロテンの吸収率が良くなります。
手軽に食べられて美味しいアイスプラントをこの機会に食べてみては？ 美人により磨きをかけましょう。
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