収納棚にはスノコがうってつけ
様々なアイテムが揃う100円ショップ。山崎さんによれば、意外なモノがDIYの材料として重宝するそうです。特に、使い勝手がいいのか「スノコ」なんだとか。
「通常はお風呂場や玄関の床に敷かれるスノコですが、複数枚使用すると収納や観葉植物などを置いておける棚が作れちゃうんです。ボンドなどで接着できるのでとても手軽ですし。また、軽い素材が使われているので、DIY初心者でも比較的簡単にのこぎりなどでカットできます。100円ショップでは色々なサイズのスノコが販売されているので、組み合わせてもいいかもしれません」(山崎さん)
スノコの棚作りにチャレンジ
それでは、早速山崎さんに聞いた“スノコを使ったDIY”を実践してみましょう。
今回、用意するものは次の通り。
・桐スノコ(約45cm×20cm)…5枚
・木工用ボンド
・水性ニス(ウォールナット)
・刷毛
こちらの材料は、すべて100円ショップのダイソーで揃えました。
【手順】
1.2枚のスノコを立てて置き、左右計6カ所ある突起上部にボンドを塗ります。
2.その突起のうえに置くようにして、スノコを3枚順番に重ねていきます。
3.乾燥後、ニスを紙皿などに出し刷毛でまんべんなく塗ります。
4.自然乾燥させれば出来上がり。
わずか4ステップでちょっとした小物を整理できるラックに早変わり。
ちなみに、このサイズのものを塗ってもニスの使用量は半分くらい。匂いもほとんど気にならないので室内作業でも安心です。また、ボンドのかわりに結束ベルトなどを使うとより簡単に仕上がります。DIY初心者の筆者でも簡単に作ることができました。子どもと協力しながらスノコでお気に入りのラックを制作してみてはいかがでしょう。
(文・末吉陽子/やじろべえ)
【取材協力】
DIYプロダクション
DIY(Do It Yourself)に精通した講師、アシスタントが所属。TV番組の講師・コメンテーター、専門誌の実技・監修、イベントのデモンストレーターなど、DIY関連の各専門分野で活躍中。
DIY(Do It Yourself)に精通した講師、アシスタントが所属。TV番組の講師・コメンテーター、専門誌の実技・監修、イベントのデモンストレーターなど、DIY関連の各専門分野で活躍中。