体の中からポカポカに!「温め食材」を使ったスープのレシピ2選

体の中からポカポカに!「温め食材」を使ったスープのレシピ2選

第280回 注目のビューティーフード情報をまとめてチェック!
11月に突入し、朝晩に肌寒さを感じることが増えてきましたね。冷えは女性の大敵! 肌荒れや生理痛など様々な不調を引き起こす原因につながるそう。今回はスーパーでも気軽に手に入りやすい、温め食材を使ったスープのレシピを2種類ご紹介します。

温め食材を使ったスープのレシピ「ジンジャークラムチャウダー」

生姜に含まれる辛味成分、ショウガオールによって血の巡りを改善する効果が期待できる「ジンジャークラムチャウダー」のレシピです。さらに使用しているあさりには、酸素を体内に運び正常な体温を保つ役割があるヘモグロビンの材料「鉄分」が豊富に含まれています。

■ジンジャークラムチャウダーの作り方

<材料>
・あさりの水煮缶 100g
・ベーコン 1枚
・じゃがいも(小) 1個 
・にんじん 1/3本
・玉ねぎ 1/4個
・バター 大さじ1
・薄力粉 大さじ1
・おろし生姜 20g
・豆乳 2カップ
・顆粒コンソメ 小さじ2
・塩胡椒、粉チーズ 各適量

<作り方>
1. じゃがいも・にんじん・玉ねぎはさいの目切りに、ベーコンは短冊切りにします。
2. 鍋にバターを熱し、ベーコン・玉ねぎを加えて炒めていきます。
3. 玉ねぎがしんなりしてきたら薄力粉を投入し、粉っぽさがなくなるまで炒めましょう。
4. 3の鍋におろし生姜・じゃがいも・にんじん・豆乳・顆粒コンソメを加え、野菜が柔らかくなるまで煮込みます。
5. 水気を切ったあさりを加え、塩胡椒・粉チーズで味を整えたら更に5分ほど煮込んで完成です。

温め食材を使ったスープのレシピ「サンラータン」

サンラータンとは、中国・四川発祥の酸味と辛味がきいたスープ料理のひとつです。発汗効果が期待できる「アリシン」(長ねぎ)や、筋肉量を増やして熱産生を促進する「たんぱく質」(豚ミンチ・卵)などの食材をバランス良く取り入れてみました。

■サンラータンの作り方

<材料>
・豚ミンチ 40g
・干し椎茸 2枚
・たけのこ(水煮) 1/4個
・長ねぎ 1/2本
・卵 1個
・鶏がらスープの素 大さじ1
・片栗粉 大さじ1
・酢 大さじ1
・醤油、料理酒 各小さじ2
・塩胡椒、ごま油、ラー油 各適量

<作り方>
1. 干し椎茸は1カップ程度の水で戻します(戻し汁は捨てずに取っておきましょう)。
2. 戻した干し椎茸は軸を取り除いて薄切りに、たけのこは細切り、長ねぎは斜め薄切りにします。
3. 鍋にごま油を熱し、豚ミンチをほぐしながら炒めます。
4. 豚ミンチの色が変わったら、干し椎茸・たけのこを加えて油が馴染むまでサッと炒め合わせます。
5. 4に水(干し椎茸の戻し汁と合わせて2カップ程度)を入れ、長ねぎと鶏がらスープの素を加えます。
6. 2〜3分程度煮込み、塩胡椒・醤油・料理酒を加えます。
7. 同量の水で溶いた片栗粉でとろみをつけます。
8. 溶き卵を回し入れ、卵がふわっと浮いてきたら酢を加えて軽くかき混ぜます。
9. サンラータンを器に移し、ラー油を垂らして完成です。

どちらのスープも冷凍保存可能ですので、忙しい朝や小腹が空いた時にサッと食べられるよう多めに作って、ジップ付きのビニール袋などに小分けしておくと良いでしょう。身体の冷えに悩んでいる方は是非一度お試しください。

体の中からポカポカに!「温め食材」を使ったスープのレシピ2選

■この記事は編集部&ライターの経験や知識に基づいた情報です。個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用・ご判断ください。
文・くるみ
文・くるみ
栄養士。原宿・下北沢にてアパレル販売員を経験後、現在はWebライター兼コンサルタントとして活躍中。資格を活かしてヘルスケアやアンチエイジングに関する記事を美容メディア等で発信している。
栄養士。原宿・下北沢にてアパレル販売員を経験後、現在はWebライター兼コンサルタントとして活躍中。資格を活かしてヘルスケアやアンチエイジングに関する記事を美容メディア等で発信している。