もしこういった悩みを抱えていたら、「AsMama(アズママ)」の「子育てシェア」を活用してみてはいかがだろうか。
「『子育てシェア』は、顔見知り同士で、子どもの送迎や託児を頼り合う子育て支援システムです。ママ友同士や、アズママ主催のイベントや交流会で知り合ったママと一緒に登録をするのがオススメです。子どもの送迎や託児を頼みたいときに、サイト上で地域や時間、内容などの条件を入力。その条件にマッチした支援者に依頼を一斉送信し、頼める人に呼びかけます」
こう教えてくれたのは、アズママ広報担当の石井奈実絵さん。アズママはいざというときに助け合える「昔ながらの頼り合い」をめざしているのだとか。でも、知っている人だけだと頼める人が限られちゃうのでは?
頼める人が見つからなかった場合、『ママサポーター』というアズママの研修を受けた支援者を頼ることができます。ママサポーターをあえて指名することもできますよ。ほか、親子交流イベントなどに参加してつながりを増やすのも手です。つながりが多いほど、頼りやすいですから」(石井さん 以下同)
実際に顔見知り同士のリアルな関係で作るコミュニティのため、友だち申請には電話番号の下4ケタの入力が必要になる。そのため、顔見知りではない人から申請がくることはない。
「登録料・手数料は無料ですが、お願いした相手には1時間500円~700円の謝礼を支払います。ありがとうとお礼を払うので、頼る一方、支援する一方でも、気兼ねなく利用しやすいというメリットがあります。また、食中毒や事故など、子育てシェア中に起きる事故対応として全登録者に保険が適用されるのも特徴です」
ちなみに、今はまだ実現していないものの、子育てシェアでできた知り合いによっては保育園並みに子どもを預けられる可能性も秘めているとのこと。
顔見知り同士なら、安心して子どもをお願いしやすい。「お迎えが間に合わない」「ちょっとお出かけしたいので預かってもらいたい」など、イザというときに助け合えれば、子育ての負担が和らぐはずだ。
(石水典子+ノオト)