離乳食中期は、舌で押しつぶせるかたさのものが食べられるようになるための練習の時期で「もぐもぐ期」ともいわれます。今回は、離乳食中期にうつるタイミングや進め方、注意点やコツをお伝えします。
離乳食中期にうつるタイミング
一般的に、離乳食中期のメニューに移行する目安は、赤ちゃんが生後7、8カ月ごろです。とはいえ、赤ちゃんが生後7、8カ月に入ったからといって、必ず離乳食中期のメニューに移行しなければいけないということではありません。
離乳食中期に移行する目安として、以下などがあげられます。
●離乳食をはじめて2カ月が経過し、赤ちゃんが2回食にも慣れてきた
●スプーンを赤ちゃんに近づけると、自分であーんと口を開け、口を閉じて離乳食を飲み込むことができる
●離乳食初期に比べて、食べる量が増えた(目安は、赤ちゃん用の茶碗1/4杯ほど)
離乳食中期の進め方
離乳食中期に入ると、食材の形態が裏ごしからみじん切りに、おかゆも10倍がゆから7倍がゆに変化していきます。
ですが、昨日まで裏ごしした離乳食を食べていた赤ちゃんに、いきなりみじん切りのメニューや7倍がゆなどを与えたら、赤ちゃんも戸惑ってしまうでしょう。今まで、順調に離乳食を食べていたのに、離乳食中期のメニューに変えたとたん、食べなくなってしまった……ということも。
ですので、裏ごしから急にみじん切りに変えるのではなく、裏ごしした食材にみじん切りの食材をすこしづつプラスして、最後はみじん切りの食材だけになるよう、おかゆも10倍がゆから9倍、8倍、7倍と徐々に進めていくと、赤ちゃんも戸惑わなくてすむのではないかと思います。
離乳食中期になると、食べることが当たり前になってくる時期でもあります。なるべく、毎日同じ時間に離乳食をあげるようにしましょう。
配信: ベビーカレンダー(レシピ)