味覚だけじゃない!視覚などの五感を活用した離乳食

味覚だけじゃない!視覚などの五感を活用した離乳食

この記事では、離乳食インストラクターの中田馨さんが五感を使った食育のポイントについてお伝えしています。食事といえば味覚が大事だと思われがちですが、実は視覚も重要。赤ちゃんが食事中に目に見える食器やママの顔などを楽しい雰囲気にすることで、離乳食タイムがもっと楽しくなります。

ママができる五感を育む食事のポイント

視覚が大切というお話をしてきましたが、離乳食の時間にママができることは何でしょう。赤ちゃんの視点になって考えてみます。

赤ちゃんが離乳食を食べるときに見えるものは何でしょう?

・目の前の離乳食や食器

・離乳食を与える大人

・周りの家族

・目の前の部屋の様子

などだと思います。赤ちゃんが食べてくれないときに、ママは困った顔をするかもしれません。私の場合は怒った顔をしていました。その表情をなるべく笑顔にしてみましょう。「そうか、今日は食べたくない気分なのね」「少し時間を置いてから食べようか」「次のごはんのときに食べようね」と気持ちを切り替えてみると笑顔になれますよ。また、離乳食に集中できる環境をつくることも大切ですね。

もちろん視覚以外の五感も大切です。食べ物に触れることをどんどん経験させてあげてください。「おいしいね」「楽しいね」というママの声。食べ物を手づかみしたときの感覚。離乳食を作っているときの香り。さまざまな食材の味など食を五感で感じながら、食を楽しむ子どもに育てていきたいですね。

著者:離乳食インストラクター協会代表理事 中田馨

保育士で家庭的保育所経営。一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表。関東と関西中心に、離乳食インストラクター養成講座やママ向けに離乳食講義・料理教室を開催中。「かおりの“和の離乳食レシピ”blog」では1500以上の離乳食レシピを掲載中。

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