知っておきたい「パパママ婚」のコト

知っておきたい「パパママ婚」のコト

第2回 子どもと一緒に叶えるウエディング
子どもと一緒に家族の門出をお祝いする「パパママ婚」。実施できてよかったという声が多い一方で、子どもが生まれてからの結婚式となると準備や当日のことなど、色々と気がかりなことは多いものです。では、具体的にはどんな点に気を付ければいいのでしょうか? 先輩たちの声を参考にパパママ婚のアレコレを探ってみました。

●パパママ婚の会場選びのポイントとは?

結婚にまつわる情報を提供する『ゼクシィ』が配信している「カップルのホンネ通信」のアンケート(以下、調査)を見てみると、出産後の結婚式の会場選びで重視したことの1位には、「子連れ婚のプランがあること」と「子連れに配慮したサービスがあるかどうか」が同列。続いて「プランナーなどの会場スタッフが子連れに慣れていること」が3位という結果に。

結婚情報誌『ゼクシィ』の首都圏版編集長・神本絵里さんによると、こうしたパパママの声に応え、様々な点に配慮した会場も最近増えているとのこと。

「結婚式の予算は呼ぶ人数や会場によって変わるものの、パパママ婚向けのカジュアルなプランを用意している会場もあるので、事前に確認しておくのもひとつの手ですね。子どもが動き回って気になるという場合は、披露宴を立食ビュッフェにしてもいいかもしれません。あとは、ウエディングプランナーさんが子どもに慣れているかどうかで、会場を選んだという方も意外と多いです。子どもと一緒に打ち合わせに行くと嫌がられないか気にしてしまうようですが、そんなことはありませんのでご安心を。どうしてもうるさくしてしまって気になるという時は、個室を用意してくれる会場もあるので気軽に相談してみましょう」(神本さん、以下同)

なお、「ゼクシィ結婚トレンド調査2014」によると、挙式、披露宴・披露パーティ総額の平均は333.7万円、招待客人数の平均は72.2人。最近は少人数のパーティや家族だけの挙式などもあるため、掛けられる費用や希望のスタイルによって、自分たちらしい結婚式にカスタマイズできるようです。

ちなみに、前出の調査によると、出産後の結婚式をした(する)時期について、子どもが1歳以上から1歳6カ月未満の時期と回答した人は全体の21%と最多。生後6カ月から3歳未満は72%と、子どもが幼稚園にあがるまでの期間に実施する人が多いようです。

●子どもを交えたハッピーな演出も

では、結婚式当日はどんなことに気をつければいいのでしょう。調査では「プログラムにゆとりを持った(持つ)」「少人数にした(する)」「会場を控室の近くにしてもらったり、授乳やオムツ替えができるスペースを確保してもらった(もらう)」という点に配慮している模様です。

一方、演出面ではパパママ婚ならではのこんな仕掛けも。

「夫婦の紹介ムービーにエコー写真や子どもが生まれたときの写真をまじえたり、子どもからママへのお手紙があったりすると、とっても盛り上がると思います。また、子どもをここまで育てることができたのは支えてくれた人たちがいたから、ということが伝えられるような演出があるといいかもしれません」

知っておきたい「パパママ婚」のコト

子どもと一緒だからこそ、より幸せ感に満ちた結婚式になるはず。先輩の実例を参考に、自分たちらしいパパママ婚を叶えましょう。
(文・末吉陽子/やじろべえ)

取材協力先

結婚情報誌『ゼクシィ』編集部
結婚準備から式当日、そして新生活まで結婚が決まったおふたりを万全にサポート。先輩花嫁のデータと取材をベースに本当に役立つ情報を厳選してお届けする本誌と合わせ、ダンドリチェックができるゼクシィのアプリで結婚準備を楽しくスムーズに!
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