新年を迎える大切な準備
なぜ大掃除をするのか。「1年の汚れを落としておきたい」「気持ちよく新年を迎えたい」「昔からの慣習だから」など、人それぞれ理由は異なると思いますが、「年神様を迎える準備」の意味合いもあるそう。
クリスマスにはツリー、桃の節句にはひな人形、端午の節句には鯉のぼりといったように、行事ごとに飾るものは色々ありますが、お正月には、年神様を迎えるための正月飾りを玄関などに飾りますよね。
年神様を迎えるにあたり大掃除で家をきれいにし、その完了のサインが正月飾りなので、大掃除をせずに正月飾りを飾るのはあまりよくないとされているようです。普段手の届かない場所を念入りに掃除することだけが目的ではないんですね……。
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知っておきたい「正月飾り」のこと
せっかく「正月飾り」の話題になったので、飾っておく期間や注意点も押さえておきましょう。
正月飾りは、12月20~28日の間に飾り始め、そのまま新年1月14~15日まで飾っておくのが一般的。毎年1月14~15日には、どんど焼きが行われるので、そのタイミングでお焚き上げするのがよいそうです。ちなみに、ゴミとして捨てることも不可能ではないそうですが、マナーとして神社やお寺で処理する方がよいそうですよ。
また、ルールではないようですが、正月飾りは午前10~12時くらいに飾るのがよいタイミングとのこと!
大掃除と正月飾りって、つながっているんですね。新年を気持ちよく迎えるため、ぜひ実践してみてください。
(文・明日陽樹/TOMOLO)
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■記事を書いた人
明日陽樹
大学卒業後、アルバイトからライターに転身。約4年間編集プロダクションに所属したのち「TOMOLO」を立ち上げ、主にウェブメディアの運営や編集・執筆を行う。『ママテナ』のほか、『ダ・ヴィンチニュース』や『スーモジャーナル』、『FNNプライムオンライン』など幅広く寄稿し、フリーマガジン『BizHintマガジン』の編集・執筆も担当中。
大学卒業後、アルバイトからライターに転身。約4年間編集プロダクションに所属したのち「TOMOLO」を立ち上げ、主にウェブメディアの運営や編集・執筆を行う。『ママテナ』のほか、『ダ・ヴィンチニュース』や『スーモジャーナル』、『FNNプライムオンライン』など幅広く寄稿し、フリーマガジン『BizHintマガジン』の編集・執筆も担当中。