別名?コリアンダーや香菜との違い
「パクチー」「コリアンダー」「香菜」と、スーパーでの表示のされ方は様々。「何が違うのかな」と疑問に思ったことはありませんか?
実はこれらは同じ植物。なぜ様々な呼び名があるのかというと、国ごとの呼び方の違いが理由です。「パクチー」はタイ語で「コリアンダー」は英語、中国語だと「香菜(シャンツァイ)」と呼ばれます。
またパクチーや香菜はそのまま生で使う場合に、コリアンダーは葉や種を乾燥させたスパイスとして活用する場合にと、使用方法により使い分けているところもあるようです。
ここ最近ブームになった理由は?
10年以上前はまだあまり慣れ親しまれている存在ではなかったパクチーですが、2010年頃から日本でアジアごはんの人気が高まり始め、それと同時にパクチーもいっきにメジャーになりました。2016年にはグルメサイト「ぐるなび」が選ぶ今年の一皿に、パクチー料理が選ばれるまでの人気に(※)。パクチー好きの人を「パクチスト」と称する呼び方ができたり、パクチー専門店が注目されたりするなどもありました。
※参考:ぐるなび「2016年 今年の一皿」
今では外食で食べるだけでなく、スーパーの店頭でも気軽に手に入るようになり、内食(おうちごはん)でもパクチーが食卓にあがるように。このことからもすっかり定番化したことうかがえます。
配信: トクバイニュース