こんな時はどうする?
続いて、餃子を包む際に起こりやすいトラブル別の対処法をご紹介します。
皮が破れる
皮が破れやすいときは、具材に原因があるかもしれません。
野菜の水分によって皮が破れることがあるので、キャベツなどの野菜は、塩でもんで5分程放置した後、しっかり水分を絞ってください。また、野菜の切り方が大きすぎると、キャベツの芯などが皮にあたり、破れる原因にもなります。野菜は細かくみじん切りにしましょう。
具材の作り方に問題がないときは、包む具材の量が多すぎかもしれません。具材を少し少なめにしてチャレンジしましょう。
皮が乾燥してなかなかくっついてくれない
餃子の皮はとても乾燥しやすく、包んでいる間にもどんどん乾燥が進んでしまいます。皮が乾燥すると、皮を合わせてもくっつきにくくなったり、破れやすくなるので注意が必要です。
皮が乾燥してしまったときは、硬く絞ったキッチンペーパーの上にしばらく置いておくことで、水分を補うことができます。
また、たくさんの皮を乾燥させてしまった場合は、密閉できる袋や容器に、硬く絞ったキッチンペーパーと一緒に入れて、しばらく置いておくと復活します。
冷蔵庫で保存するときも、このように保存すれば乾燥が防げるので便利です。
餃子どうしがくっつかないようにするには?
包み終わった餃子がくっついてしまうときは、とにかく餃子どうしを離して置くのがポイントです。また、皮の外側に水気がついているとくっつきやすくなるので、注意してください。
餃子がお皿にくっついてしまうときは、お皿にラップを敷くか、片栗粉をふればくっつきにくくなりますよ。
簡単&可愛く包めるアレンジ方法
ここからは、基本の包み方に飽きたときや、パーティーにも使える簡単&可愛く包めるアレンジをご紹介します。
帽子型
コロンとした形が可愛い帽子型の包み方です。ヒダを作らないので、子どもでも簡単に包めます。
ヒダを作らずに皮を合わせる皮の端の外側に水を塗る左右を合わせてくっつける自立するように形を整える
ヒダ2つ(山型)
ヒダが2つだけの、時短にぴったりの包み方です。それぞれのヒダを中央に向けることでキレイな山型になり、手抜きに見えないのがポイントです。
皮の中央に具材をのせ、上半周のふちに水をぬる中央部分だけくっつける左側に大きめのヒダを作る右側のヒダも左右対称になるように同じように作る
皮2枚重ね
皮が余ってしまいそうなときにぴったりの包み方です。皮を2枚重ねることでもちもち食感になるので、水餃子にぴったりです。
皮を2枚重ねる上の皮の上半周に水を塗る基本の包み方と同じようにヒダを作る剥がれやすいヒダの部分をぎゅっと押しながら形を整える
薔薇型
見た目が華やかで、パーティーにもぴったりの包み方です。餃子3つ分のボリューミーな食べ応えです。見た目ほど難しくないので、気軽にチャレンジしてみてくださいね。慣れてきたら、皮を4枚、5枚……と増やせば、更に大きな薔薇が作れますよ。
皮を1/3ずつ重ねながら3枚並べて具材をのせ、上のふちに水を塗る半分におり、上下の皮をくっつける端からくるくると巻く巻き終わりの内側に水をつけてとめる
配信: トクバイニュース