妊婦さんは甘酒を飲んでも大丈夫?飲むときの注意点もあるって本当?

妊婦さんは甘酒を飲んでも大丈夫?飲むときの注意点もあるって本当?

この記事では、管理栄養士監修のもと、妊娠中の甘酒について解説しています。甘酒を飲むのであればアルコールを含まない甘酒を選びましょう。甘酒の摂り過ぎを避けるために、噛みながらゆっくり飲んだり、甘すぎる場合には水で薄めて半量を飲んだりするなど、飲み方も工夫しましょう。

妊婦さんが甘酒を飲む場合の注意点

甘酒を飲む場合はアルコールが含まれていないかどうかを必ず確認する以外にも、飲む量や飲み方についても注意が必要です。

甘酒のカロリーは100mlあたり、81kcal(お茶碗半分くらいの白米)と低めですが、飲む量が増えてしまうとそれなりのカロリーを摂取してしまうことになります。また、甘味飲料なので一気に飲むと血糖値が急激に上がってしまう恐れもあります。体重管理や妊娠糖尿病の予防の観点からも、甘酒の摂りすぎには注意が必要です。甘酒の摂り過ぎを避けるためにも、噛みながらゆっくり飲んだり、甘すぎる場合には水で薄めて半量を飲んだりするなど、飲み方も工夫しましょう。

まとめ

甘酒は、日本の伝統的な発酵甘味飲料で「飲む点滴」と呼ばれるほど、栄養価が高い飲み物ですが、アルコールが含まれるものもあるため基本的には妊娠中は飲まないほうが良いです。また、米麹から作られた甘酒はアルコールを含まないものもありますが、製造工程でアルコールを含む場合もありますので、選ぶ際は商品表示を必ず確認するようにしましょう。

監修者:管理栄養士 井上 わかこ

京都女子大学 食物栄養学科卒業 管理栄養士 一女の母。外食産業での勤務経験(オーガニックレストラン勤務) が長く、その経験から素材や調味料も健康に大きく関係すると考えている。現在はクリニックやスポーツジムで、定期的に栄養カウンセリングやセミナー活動を行っている。

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