おかゆの適正量って知ってた?管理栄養士に聞く、離乳食中期の量と進め方

おかゆの適正量って知ってた?管理栄養士に聞く、離乳食中期の量と進め方

ベビーカレンダーの人気コンテンツ【管理栄養士に相談】。その中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、生後6カ月のお子さんの離乳食の進め方についてご相談です。

離乳食中期には何をどのくらいあげればいいの?

7~8カ月ごろ(離乳食中期)になると赤ちゃんが食べる量も増えてくるので、食後のおっぱいやミルクの量が減ってきます。とはいえ、離乳食が占める赤ちゃんの栄養の割合は、まだ全体の30~40%くらいです。そのため、食後のおっぱいやミルクは赤ちゃんが欲しがるだけ与えてかまいません。

7~8カ月ごろ(離乳食中期)の食材のかたさは、赤ちゃんの舌でつぶせるようなかたさです。絹ごし豆腐やプリンくらいのかたさを目安に煮込んだ、みじん切りの食材を赤ちゃんに与えるようにしましょう。

7~8カ月ごろ(離乳食中期)の1回量の目安は以下です。

●7倍がゆ:50~80g
●野菜・果物:20~30g
●たんぱく質(いずれか1品):豆腐30~40g、卵黄1個、白身魚10~15g、とりささ身10~15g、プレーンヨーグルト(無糖のもの)50~70g

赤ちゃんの食べる量には個人差があります。またその日の様子でも違ってくるでしょう。赤ちゃんの様子を見ながら食べる量も徐々に増やし、赤ちゃん茶碗半分ぐらいの量が食べられるようになれば良いと思います。

7~8カ月ごろ(離乳食中期)の進め方のポイント

新しい食材は、一品ずつ少量から、午前中に与えましょう

5~6カ月ごろ(離乳食初期)と同様、新しい食材に挑戦するときは、一品ずつ少量から与えるようにしましょう。複数の新しい食材を赤ちゃんに与えたとき、万が一、アレルギー症状が出てしまった場合、どの食材が原因なのかわからなくなる可能性があります。また、午前中であれば、アレルギー症状が出たとしても、医療機関を受診することができます。

赤ちゃんに与える食材のかたさは、かならず自分の指で確かめて

7~8カ月ごろ(離乳食中期)に赤ちゃんに与える食材のかたさは舌で押しつぶせるくらいのかたさです。裏ごしからみじん切りに形態を変えるときは、赤ちゃんが食べやすい食材から始めましょう。また、ゆで時間が足りない食材を赤ちゃんが食べると、消化不良を起こす可能性もあります。かならず自分の指で確かめるようにしましょう。

食べにくそうな食材は、「とろみ」をつけて

食材によっては、そのままの状態だとぱさぱさして赤ちゃんが食べにくいものもあります。そのような場合は、すりつぶしたり、片栗粉などでとろみをつけると食べやすくなることがあります。

※参考:基礎知識(ベビー)「7カ月~8カ月ごろ(離乳食中期)の量の目安や食材、レシピ、進め方のポイント」〈 https://baby-calendar.jp/knowledge/baby/981 〉【監修:助産師REIKO】

ベビーカレンダーは、妊娠や育児のお悩みを抱えたママさんの強い味方でありたいと思っています。自分だけではどうしても解決できなかったとき、不安で仕方がないときは本物の助産師や管理栄養士がリアルタイムでお悩みや質問にお答えする『助産師に相談』『管理栄養士に相談』の掲示板をぜひご活用ください!

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