もしや丸のみしてる?管理栄養士に聞く、モグモグ→カミカミへの進め方

もしや丸のみしてる?管理栄養士に聞く、モグモグ→カミカミへの進め方

ベビーカレンダーの人気コンテンツ【管理栄養士に相談】の中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、咀嚼がうまくできないお子さんのために試行錯誤するママからのご相談です。

離乳食後期の赤ちゃんの口の発達と離乳食の形状

離乳食後期の赤ちゃんのお口は、それまで舌を前後左右上下に動かしていたのにプラスして、上下の動きもできるようになります。口の中が少しずつ大きくなり、カミカミと口を閉じて噛む練習を始める時期です。

食べ物の大きさは5mm~7mm。おかゆは5倍かゆを目安にします。じょじょに形のあるものを食べられるようになりますが、咀嚼力はまだ未熟ですので、やわらかく煮ることは引き続き続けてくださいね。

※参考:ニュース(食・レシピ )「【知っておきたい離乳食のキホン】後期の赤ちゃんの口の発達ってどんな?」〈 https://baby-calendar.jp/smilenews/detail/4793 〉【著者:離乳食インストラクター協会代表理事 中田馨】

赤ちゃんが食べ物を丸呑みする2つの理由

1.次の段階に進むのが早かった
例えば、離乳食中期の赤ちゃんが離乳食後期に進んだ場合。もう9カ月で目安の月齢になっているのだけど、口の中の発達は少しゆっくり目ということもあります。

・食材の固さが成長とあっていない
・食材の大きさが成長とあっていない

などが原因かも!離乳食を進める目安は離乳食の本に載っているけれど、発達は個々それぞれです。あなたの赤ちゃんの様子を見てみてくださいね。

2.噛むのに疲れた
噛むことに意識を向けすぎて、噛まないと食べられないメニューを多く出していませんか?離乳食後期になると赤ちゃんは「噛む練習」を始めます。なので噛むメニューに挑戦してほしいです。

ですが、噛まないと食べられないメニューばかりでは赤ちゃんも疲れてしまいます。大人も、イカとタコとこんにゃくのメニューが3つ重なってたらあごが疲れますよね。

関連記事: