ベビーパウダーのキホンをおさらい!
「ベビーパウダー=乾燥対策」として知られているし、先輩ママたちが使っているからと、なんとなく使用しているママもきっと多いはず。おすすめのベビーパウダーを紹介する前に、まずはベビーパウダーの特徴や役割についておさらいしておきましょう。
ベビーパウダーの主成分は「コーンスターチ」!?
肌がデリケートな赤ちゃんのあせもやかぶれを防止するために使われるベビーパウダー。おもな成分は、とうもろこしから取れるでんぷんの「コーンスターチ」や鉱物の一種「タルク」です。コーンスターチといえば、お菓子作りなどで使われますが、まさかベビーパウダーにも使われているなんて意外ですよね。
ベビーパウダーに期待できる効果は?
先述の通り、赤ちゃんの“肌トラブル”に有効とされるベビーパウダーですが、具体的にはどんな効果が期待できるの?
ベビーパウダーの主成分であるコーンスターチやタルクは撥水性に優れていて、汗が溜まりやすかったり、汗をかきやすかったりする部位の肌への刺激を軽減してくれるのだとか。
また、炎症を抑制する作用もはたらき、「あせもやかぶれなどが悪化しないようにする効果も期待できる」ともいわれていますが、ベビーパウダーは「医薬品」ではなくあくまでも「化粧品」や「医薬部外品」の位置づけなので、すでに“肌トラブル”が起こっている箇所への使用は医師に相談するなど、慎重にしたほうがよさそうです。
粉末と固形では何が違う?
主流になっているのは、パフに付けて使用する粉末タイプのベビーパウダーですが、もうひとつ固形タイプもあります。これらの違いはなんなのでしょうか?
粉末タイプの特徴
大容量で、赤ちゃんのお尻など、広い範囲をカバーするのに適しているのが粉末タイプの特徴。ただし、粉が舞い散りやすいというのも特徴のひとつで、赤ちゃんが吸い込んでむせてしまったり、付けすぎてしまったりすることもあるといいます。
固形タイプの特徴
一方の固形タイプは、粉が散らばりにくいのが特徴で、ベビーパウダーの吸引に不安があるママからは、赤ちゃんの口に近い上半身などに使用するときに安心できるという声が多数。また、比較的コンパクトサイズで、持ち運びにも便利というメリットもあります。
おすすめのベビーパウダー6選
ベビーパウダーの特徴や役割がわかったところで、いよいよ本題へ。今回は、様々あるベビーパウダーのなかで、おすすめの商品を6つピックアップ! それぞれの特徴を見ていきましょう。
シッカロールナチュラル/和光堂

ベビーパウダー/ジョンソン&ジョンソン

新・あせ知らず/紀陽除虫菊

薬用ベビーパウダー 弱酸性/ピジョン

プロテクト ベビーパウダー/アルジタル

ベビーパウダー(プレスド)/資生堂

ベビーパウダーの主成分である「タルク」は、化粧品などにも含まれています。また、肌がデリケートな赤ちゃんに合わせて作られているから、肌にやさしい素材を使用していて、家族みんなで使っても◎。
ひと口に「ベビーパウダー」といっても、メーカーや種類によって特徴や成分などは異なるし、肌の質だってみんなバラバラ。赤ちゃんの肌の状態や症状、ママと併用する場合はベビーパウダーの用途など、色んな角度から検討して、お気に入りのものを見つけられたらいいですね。
(文・明日陽樹/考務店)