コップ飲みの6つのステップアップ方法
ママが支えて練習
まだコップをバランスよく支えられない赤ちゃん。まずは、ママが支えながら一緒に飲んでみましょう。また、赤ちゃんが飲みやすいコップの角度を習得するのには練習が必要です。ママが、飲みやすい角度を一緒に何度も教えてあげることで、赤ちゃんは適度な角度を習得していきます。 最初は自分で持つことをいやがる赤ちゃんもいますので、その場合はママが飲ませてあげても大丈夫。
少しの水分から練習
最初からコップに多くの水分を入れていると、こぼす原因になります。ほんの少量の水分をコップに入れて飲むことから始めましょう。
スプーンを使って練習
スプーンをすするところから練習するのもひとつの方法です。スプーンですくって、赤ちゃんの口の前に持って行き、赤ちゃんが自分から「すする」。大人が何気なくしている「すする」という動作。赤ちゃんはまだできません。すする口の動きを教えるのに、私はよく使っています。
飲むときの周りの環境を整える
エプロン、レジャーシート、タオルを用意するといいですね。エプロンは水を通しにくいものだと服も濡れにくく、さらに良いですね。コップで飲むときは、あご辺りにタオルやガーゼを当てながら飲ませます。そうすると、こぼれてもタオルがあるので服が濡れにくいですよ。 また、テーブルなどにこぼれてしまっても、そばにタオルがあればすぐに拭き取れます。
お風呂あがりに練習
ストロー飲みでもお伝えしましたが、わが子のときは、お風呂あがりに練習していました。服をまだ着せていないとき、バスタオルで体をくるみ、コップで水分を飲ませる。こぼれても、バスタオルが受け止めてくれるので、ストレスゼロです!
徐々にママの支えをなくしていく
飲み物をこぼさずに、飲み込めるようになったら。自分で支えて飲めるようになったら。徐々にママの支えをなくしていきましょう。
赤ちゃんにとっては初体験のコップ。どうやって飲むか? すらわかりません。焦らず、赤ちゃんのペースに合わせてコップ飲みの練習をしてあげてくださいね。
著者:離乳食インストラクター協会代表理事 中田馨
保育士で家庭的保育所経営。一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表。関東と関西中心に、離乳食インストラクター養成講座やママ向けに離乳食講義・料理教室を開催中。「かおりの“和の離乳食レシピ”blog」では1500以上の離乳食レシピを掲載中。
配信: ベビーカレンダー(レシピ)
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