ただし、気になるのは、「ママ友とのSNSトラブル」の話を時々耳にすること。ふとしたことから人間関係が壊れてしまうこともあるようで…。
そこで、ママテナ読者にアンケートを実施。ママ友・パパ友のSNS事情について、聞いてみた(調査概要 調査実施時期:2015年6月6日~2015年6月8日 調査対象者:全国の20~49歳までの既婚・子どもがいる女性&男性 調査方法:インターネットによる独自調査 有効回答数:236)
Q. 子の同級生のママ友・パパ友とSNSでつながっていますか?(単一回答)
つながっている…68.3%
SNSはやっていない…21.4%
つながっていない…10.3%
7割弱の人が、ママ友やパパ友同士でつながっていることがわかった。使用しているSNSでいちばん多かったのはLINEで、92.6%と圧倒的多数! 次いで、Facebookが33.0%という結果に。
●ママ友・パパ友とのSNSトラブル、実態は?
さらに、「SNSでママ友、パパ友とトラブルが起きた経験はありますか」という問いには、「ない」と回答した人が92.2%。
ひとまず安心…? と思いつつも、実際に起こったトラブルを挙げてもらったところ、以下のような回答が寄せられた。
・言葉だけなので冷たく感じて言い合いみたいになった(40代)
・言葉の誤解から、SNS上で怒られた(30代)
これらは、ママ同士に限らず、顔の見えないネットを通じたやりとりではよくあること。また、以下のケースのように、「グループ」内での悪口があるのは、女子中高生と同じノリかも?
・ほかのママ友にうっとうしいといわれていたらしい(30代)
・保育園後、息子を預かってもらえるママ友がいないかラインのグループに投稿したところ、「〇〇は悪い子だからなぁ~」と書かれ、今まで仲良かった! と思っていたのは自分だけだった(40代)
ほかにも、「子どもの画像をのせられた」(20代)、「ほかの子が写っている画像を載せたとき。幼稚園制服がわかる画像を載せたとき」(30代)など、画像をめぐるトラブルも多々見受けられた。
実態としては、メディアがよく取り上げているほどママ友同士などのSNSトラブルが多いわけではないようだ。しかし、何気ないやりとりで地雷を踏んでしまうケースがあるのも事実。
「子どもの親同士」の関係性に限らず、基本的なネットリテラシーは必須。無断で画像を載せないこと、SNS上の言葉は誤解を生むこともあること、いったんネッ上にのせてしまうと取り返しがつかなくなることなどはお忘れなく。
(田幸和歌子+ノオト)