●材料はレモンと塩だけ、だから簡単!
万能調味料と言われている塩レモン。必要な材料は、レモン(お好みの分量)、塩(レモンの分量に対して10~20%)。作り方はとても簡単で、煮沸消毒した密閉性が高いガラス瓶に、くし型切りや輪切りなどにカットしたレモンと塩を入れて、振って混ぜる。あとは、日の当たらない涼しい場所や冷蔵庫に入れて、1週間~1カ月ほど寝かせて、塩が溶けてとろみのある液状になったら完成。
レモンは皮ごと使うので、農薬やワックスがかかっていないものを選び、十分に洗ってから使うのが作り方のコツ。また、切り方もみじん切りにすれば、寝かせる期間を短縮できるので、すぐに使いたい人にオススメだ。
●汗をかいたときにピッタリ! 塩レモンドリンク
「塩レモンを作ったものの、使い方がよくわからない」。そんな声も少なくないようだが、塩レモンは、肉料理やサラダ、冷奴など様々な料理に使える。なかでも、チキンステーキやから揚げとの相性は最高。だが、料理以外の活用法もある。それが 『クックパッド』で人気の、塩レモンの自家製スポーツドリンク。材料は、水(1L)、塩レモン(大さじ1)、砂糖(40g)を混ぜるだけ。
暑い日に、外でスポーツや長時間遊んで大量に汗をかくと、水分と一緒に塩分も排出されてしまう。そんなときに、塩レモンのスポーツドリンクを飲めば、水分と塩分、クエン酸、ビタミンCを手軽においしく補給できるから、汗をかいた後にちょうど良さそうだ。
夏バテになると食欲もなくなるので、サッパリとした塩レモンは食欲増進にもなりそう。本格的な夏に向けて、今のうちからひと瓶作って常備しておくといいかもしれない。
(文・奈古善晴/考務店)
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