「気持ちを考えてほしかった」保健室に呼ばれた「発育のいい女子」の衝撃

「気持ちを考えてほしかった」保健室に呼ばれた「発育のいい女子」の衝撃

女の子が初潮を迎える時期は、心がとってもナイーブな時期。大人の気持ちとして「良かれ」と思ったことでも、傷ついてしまうことがあるようです。この体験談の女性もそんな思いをした1人のようです。

初潮を迎えたのは結局2年後

突然の生理に衝撃を受けるよりは、慌てないように先に知っておいたほうが心の準備ができるだろうという、良かれと思っての指導だったのだろうとは思います。発育の良い子のほうが初潮を迎える時期が早い傾向もあるのかもしれません。ただ、私としては、体型で生徒を選抜していたように感じてしまいましたし、生理が始まる時期には個人差もあり、モヤモヤしてしまいました。

 

結局、私が初潮を迎えたのは6年生の冬。個別に呼び出された生理指導から2年後のことでした。全体での性教育の授業もとうに終わり、クラスメイトのうち幾人かはひと足先に生理が始まっていました。

 

大人になった今でこそ生理についてナチュラルに話すことができますが、性に関する話題にはとてもナイーブな小学生女子。授業は全員一緒におこなうなど、もう少し気持ちに寄り添ってほしかったなと思います。

 

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監修/助産師REIKO

著者/桐谷きこり

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