夏休みの宿題代行業者が話題

第35回 今日の注目を紹介! ママニュースアンテナ
夏休みの宿題といえば、読書感想文や自由研究、各種ドリルなど、様々な課題があった。しっかりと計画を立てて宿題をしていれば問題はないが、「明日やろう」を繰り返した挙句、8月後半に泣きをみた人もいるのではないだろうか。そんな人のために(?)夏休みの宿題を代行する業者が存在する。

先日テレビで取り上げられ、話題となっている宿題代行業者。業者によっては、依頼者の子の文字の形や筆跡をまねながら、宿題を代行する徹底ぶりのようだ。気になる金額の一例は以下の通り。

・読書感想文・・・・ 2500円~(1枚400字づめ)
・各種ドリル・・・・ 7000円~(1冊)
・工作・・・・・・・ 7000円~
・自由研究・・・・・ 1万3000円~
・絵・・・・・・・・ 1万8000円~
※小学生の宿題代行料金

宿題をする子

そもそも宿題は自分で取り組むものなのだが、利用者は増えつつあるよう。なかには、学校の宿題をさせない代わりに、空いた時間を塾での受験勉強にあてるという親もいるようだ。進学のためには効率的かもしれないが、はたしてそれでよいのだろうか? ネット上では様々な意見が飛び交っている。

「自分でやらなきゃ意味ないじゃん。終わらなくても自分でやることに意味があると思うけどなぁ。それをやらす親も親だと思うけど」
「使ったらダメとか言っても、あんな駄問を大量に解かされることに時間を使うぐらいなら宿題代行を利用してその時間を良問に充てた方が絶対ためになると思うぞ」
「宿題代行サービスなんてあるんだ。頼む親はさすがにいないんじゃ…いたのか」

と、大多数は宿題代行サービス反対派のようだ。

ちなみに業者によっては、小学校の自由研究から大学の小論文まで、幅広く対応しているケースもある。業者を使い、宿題の時間を他に充てるのか、それとも自分でするのか。みなさんは、どっちがいい?
(文・奈古善晴/考務店)

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