●日焼け効率を上げてしまうソラレンとは
レモンやキウイフルーツ、グレープフルーツ、パセリ、セロリなど。どれも肌に良さそうだが、これらは日焼け予防の観点ではNG。光毒性物質のソラレンが含まれているからだ。ソラレンは紫外線に反応しやすく、シミやソバカスなどの原因になると言われている。外出前に食べてしまうと、せっかく日焼け止めクリームを塗ったとしても、効果が薄れてしまうかもしれない。
ソラレンを含む食べ物は他にも、オレンジやきゅうり、シソ、ニンジンなどが挙げられる。昨今、グリーンスムージーがブームとなっており、朝食の代わりに前述の野菜やフルーツをスムージーにして摂っている人もいると思うが、これもNG。さらに、ソラレンはそばにも含まれているので要注意。前述の食べ物を摂る際は、外出からの帰宅後や外出予定のない日に摂ると良さそう。ちなみに、レモンパックやきゅうりパックなど、肌に直接つけるのもNG行為なのでご注意を。
●日焼けしてしまった肌を回復させる食べ物は
いくら日焼け対策をしても、焼けてしまうこともあるだろう。そんなときは、肌ダメージの回復を助ける食べ物を摂るといいだろう。
老化予防に効果的と言われているビタミンAは、トマトやカボチャなどの緑黄色野菜に含まれる栄養素。さらに、シミやそばかすを抑え、肌の新陳代謝を高めるために、ビタミンCとビタミンEも大切。ピーマンやブロッコリー、レモンなどの柑橘系フルーツ、いわしやアーモンドなどの魚やナッツ類に多く含まれているようだ。
8月も後半に差しかかっているが、紫外線が強い日はまだまだ続く。適切なUVケアを心がけて、美肌ママをキープしよう!
(文・奈古善晴/考務店)
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