●8割の親が子どもの宿題をサポート?
親子のお出かけ情報サイト「いこーよ」を運営するアクトインディが実施した調査によれば、小学生の子どもを持つ親の4%が「夏休みの宿題をほとんど手伝っている」、79%が「手伝うものもある」と回答。じつに8割以上の親が、我が子の宿題の“尻拭い”をしているという、驚きの結果が出ている。
これに対し、Twitterでは
「宿題手伝う親が80%ってそんなに多いんだ」
「小学生の子どもの夏休みの宿題手伝う親の割合、8割ってヤバすぎないか 何それって呆れた」
「小学生の夏休みの宿題手伝う親83%いるって何事? 甘やかしすぎじゃないの?」
「小学生の宿題を手伝う親83%が衝撃的すぎて詳細を知りたくなった」
「夏休みの宿題を親が手伝うとかありえねーだろ」
など、ほとんどが否定的な意見だ。
●子どもの宿題が家庭にストレスを生む?
しかし一方で、手伝う派にもそれなりの理由があるようで、大半は中学受験に集中させるため、宿題の未提出・遅延によるマイナス評価を子どもが受けないため、といった親心。「宿題を手伝っている」親たちのツイートを見ると
「子どもの宿題手伝う親になる予定はなかったが、手伝わないと終わらない!!」
「作文も読書感想文もどこをどう直すとよくなるかわかるから、直したくてうずうずする。でも、親の言う通りに直すと、子どもの作品にはならない。親はゴーストライターではなくプロデューサーでないと」
など、葛藤を抱えながらもサポートせざるを得ない、悩ましい心境がうかがえる。
ちなみに、アメリカの家族療法専門誌「American Journal of Family Therapy」は研究論文のなかで、子どもの宿題の量が増えると家族のストレスも増すと論じている。これを裏付けるように、この時期になると次のような親の叫びが増えてくる。
「ウチの娘、夏休み残り一週間なのに、凄い余裕。まだ宿題全然出来てないのにシロガネーゼのような貫禄」
「夏休みの宿題終わってないのに娘のんき。あきれるやら腹立たしいやら。あー早く夏休み終わっちゃえ~!なんか自分のことが手につきません」
いずれにせよ、宿題は子ども自身の手で終わらせることが一番なのは言うまでもない。与えられた課題を自力で完遂できるよう、上手に手綱を捌いてやるのも親の務めだ。
(文・前田智行)
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