●台風のなか決死のピザ配達
これまでの台風のときにも、「命を懸けて」ピザを届ける覚悟と嘆きがTwitterにも多く投稿されている。
「明日は台風のなかピザ配達か…夢であってほしい」
「台風の日ピザ屋忙がしい。けど実際はみんな外に出ないのと一緒で危ないから出来れば配達行きたくない。でも勤めている以上配達しなきゃいけない」
「学生時代にピザ屋でバイトしていたのだが、大雨・大雪・台風等の悪天候の日には、大量の注文が入るのが常だったなあ。心の中でフザケンナ!と叫びながら笑顔で配達してたよ」
しかし、やはり危険なことには変わりなく、なかには事故寸前の危険に遭ったという声も。
「風にあおられてこけて、ピザ傾いたから帰ってきて、新しいの作って違う人が持ってったらその人も全く同じとこで転けてた」
そんな危険を重くみて、配達員の安全性を考えて休業にするピザ屋も多いようだ。
「ピザ屋から電話きて休みになった。台風の日に配達したらバイク壊れるってやっとわかったか」
●台風時の配達にはボーナスも必要?
そんななか、台風の日に届けてくれることへの対価を払うべきという意見も多い模様。
「台風の日でも出前を配達してるピザ屋の兄さんには代金とは別に1000円あげるという法律を制定すべき」
「台風だからピザでも頼むか、という人は、時給数百円で命懸けで配達してくれた店員さんにちゃんとチップを払おう」
飲食店のみならず臨時休業が普通のなか、豪雨にもめげず頑張るピザ屋の配達員たち。確かに手当があってもいいかもしれない。とにもかくにも、事故を起こさないよう祈るばかりだ……。
(文・オオノ・ヨーコ)