レンジUPで食べられるパッタイ
その商品とは、成城石井の「レンジUPお惣菜」シリーズのひとつである「具だくさん海老パッタイ」(税込647円)です。

念のために補足しておくと、パッタイとは米麺を炒めたタイ料理で「タイ風焼きそば」と表現されることも。提供するお店によっても味は異なりますが、一般的には辛さやクセが少ないため、辛いものやタイ料理独特のクセが苦手な人でも食べやすいといわれています。
タイ料理屋ではよくみかける料理のひとつで筆者も大好きなのですが、そもそもタイ料理屋に行く機会があまりないため、普段は食べることができません。
そんなときにみつけた成城石井の「具だくさん海老パッタイ」。さっそく食べてみます。
おいしいけど、何か物足りない…?
同商品は電子レンジ(500W)で6分30秒温めるだけでOK!
加熱後、フタを外してみると、干し海老や香辛料の香りが広がってなかなか本格的な印象です。具材全体にたれが絡まっているわけではないので、よくかき混ぜてから食べてみると、ちょっと期待していた味とは違うような…。
筆者が知っているパッタイは、甘さとほのかな酸味が特長だったのですが、同商品は甘さが控えめでどちらかといえば酸味を強く感じます。原材料名を見ると、梅肉やケチャップ、食酢などの表記があったので、このあたりの素材が目立っているのかもしれません。
とはいえ“おいしくない”わけではなく、大きめでプリッとした海老と玉子や厚揚げ、たまねぎ、ニンジン、ニラなど、たっぷりの具材がたれとよくあっていて、これはこれでおいしいです。
でも、筆者的にはパッタイといえば、もやしと砕いたピーナッツが重要な具材なので、やっぱり何か物足りなさを感じてしまったのが本音。
…と、個人的には少し残念なポイントもありましたが、自宅で簡単にこの味を楽しめるなら十分アリです。ひとりランチにもちょうどいいサイズ感なのでお試しあれ。
(文・奈古善晴/考務店)